占い師になりたいと思ってこの記事に目が留まったあなたは人生のどこかで占い師に救われたり道を示してもらって前向きになることが出来たのでしょう。中には自分に能力があると感じながらもどのように占い師になったら良いのかがわからずにくすぶっている方もいるでしょう。
そこで今回は占い師歴18年の現役占い師が占い師になるための方法と心得をお伝えしていきたいと思います。占い技術を磨くだけでは占い師になることはできません。人としてのスキルや人間性を高めてこそ占い師になる道が拓けてきますので、様々な観点でのメゾットが必要になります。
何から始めて良いかわからない方に参考にしていただき良い占い師になってもらえるようにメッセージをお伝えしていきます。
占い師になりたいと思っているあなたに知ってほしい大切なこと
占い師になりたいと思っているけども、何をして良いかわからないという方は多いと思います。
まず大前提として、占いをするための技術(取扱占術)は絶対に必要です。
占いには、命術・卜術・相術と大きく分けて3つありますが、最低でも2つの占術を持つようにしましょう。
ただ、占い師の難しいところは、占いだけ出来れば良いのか?というとそうではないところです。
占い師に一番大切なのは人間性であり、人となりを見られて発する言葉の威力が変わってきます。
【知っている】と【出来る】は違うように、占いをただしているだけでは受け入れてもらえません。
占い師には言葉の引き出しも求められ、占いだけではなく一般的な知識や常識も求められます。
占いは行動して初めて活かされるものではありますが、相談者のお客様の人生を時には左右することもあるのです。
その重みと責任感と研ぎ澄まされた占い力を持ってあなたはどのような占い師になりたいですか?
1、占い師の責任感
占い師とは、ときに相談者様の大切な人生の岐路に関わることがあります。
【なんとなくそんな気がする】という勘に頼らずに、可能な限りの占いで多方面から判断して結果を伝えるようにしましょう。
本来、何か迷った時の選択に人に頼ることはしないものですが、相談者様の中では深刻にジャッチする必要のある問題なのです。
その思いを汲んで占うようにしましょう。
もちろん、占いは相談者様が行動して初めて活かせるものですが、その背中を押したり、静観をアドバイスしたりとその時々の振舞いを占い師が伝えるべき瞬間があります。
責任感という形でしっかりと相談者様と向き合っていきましょう。
目の前の相談者様を大切にするということは、相談者様の想いや背景や軌跡などもしっかりと踏まえた上で占っていくことです。
2、占い師の言葉のチョイス
占いをする上で、出来るだけ結果は最初に伝えるようにしましょう。
結果に対しての説明は丁寧にした方が良いですが、前置きが長い占い結果の伝え方は相談者様にとってストレスになりかねません。
そして、何よりも大切なのは言葉のチョイスです。
言葉とは、薬にもなり剣にもなるのです。
悩んでいる相談者様の心は非常に繊細であり、過敏であり、言葉のチョイスを間違えてしまうと傷つけてしまうこともあるのです。
占い師は相談者様の傷口になることはあっても傷つける存在になってはいけません。
占い結果を伝える上で、比喩した内容も必要になってきますが、出来るだけシンプルでわかりやすい伝え方を心掛けていきましょう。
言葉のボキャブラリーの少ない方は、日常の中で言葉を貯めていくようにしましょう。
本だったり、ネットだったり、テレビだったり自分の心に響くような言葉があれば貯めていくのです。
そのように拡げていった言葉はあなたの占い師としての大切なボイスチェンジになっていきます。
3、占い師の占い力
もちろん、占い力が不足していると相談者様の悩みに対して浅い占いしかすることが出来ません。
友達に相談しているようなレベルの回答では相談者様は満足しません。
未来は流動的ではありますが、今目の前に起こっていることのどちらを選ぶとこうなって、逆を選ぶとこうなる。ときちんと占ってあげるのです。
そして不可欠なのは、相談者様の悩みの内容に相手がある場合は相手の性質や性格、気持ちの面でどのようなものがあるのかを把握することです。
その手段として、霊感のある方は相談者様のお相手の意識の中から出来るだけ多くの情報を得るようにしましょう。
どうしてもわからないことは相談者様に伺っても大丈夫ですが、占いの中で聞き取りの多い占い師は信用されません。
一言一言にきちんと先に繋がるフラグがあるので、点と点をきちんと結べる占いをするのです。
そのためには、多くの実績を積みましょう。
すぐには難しくても占い件数を重ねていけば、自分独自の占い力の発揮の仕方が見えてきます。
自信の持てない方はきちんと占い勉強をすることから始めましょう。
知名度の高い占い師はほとんどが自分の取り扱い占術以外の占術も理解しています。
そのようにたくさんの学んできた経験で培ってきた占い力を自ら引き出していくのです。
なんとなく。で出来るような仕事ではないので、きちんと自分の今後用いていく占術をチョイスして学びを止めないようにしましょう。
4、占い師の人間性
占い力以上に求められるのは人間性です。
占い師も人間ですし、人よりも多くの経験をしてきているので癖が強い占い師が多いのも確かですが、きちんと人間性を相談者様には視られます。
営業と一緒なのです。
どんなに商品が良くてもそれを売る人の人間性に好感を持てなければ商品は買いません。
逆に不器用でも一生懸命で心を動かすような人であれば実力以上に商品は売れます。
日常的に正しい心、フラットな感情のコントロールを心掛けていきましょう。
中には負の強い占い師もいますが、そのような占い師は相談者様ともトラブルが起こります。
本来は救うのが使命な占い師が相談者様の敵になるなんてことのないようにしっかりと自分自身を見つめていきましょう。
5、誠実に向き合う
相談者様に誠実に向き合う占い師は相談者様に愛されます。
○○先生が好き。という相談者様のシンプルでわかりやすい言葉が口コミとなりあなたの実績を作っていきます。
何かしながら、別のことを考えながらの占いは相談者様には不誠実に映ります。
私自身も最低限のマナーとして鑑定中は、家のチャイムや電話の音は切り静かで集中できる環境を心掛けています。
人と話す時には目を見て。ということが対面占いでは可能ですが電話占いでは出来ないので最低限のマナーを守って誠実にしっかりと相談者様に向き合うようにしましょう。
6、規則を守る
占い師をする上で、働き方は様々ですが対面占いであっても電話占いであっても規則を守るようにしましょう。
いくら波長が合うような相談者様でもプライベートでのつながりは避けるようにしましょう。
規則を破ってプライベートの繋がりを持つことは後にトラブルになってしまうケースがあります。
電話占いであれば所属会社によってしっかりと規則が定まっているので、どのような場合でもきちんと守るようにしましょう。
それは占い師と相談者様のどちらも守る大切なルールです。
7、モラルを持つ
あなたは占い師であり、相談者様は大切なクライアントです。
占い師の中には相談者様と恋愛関係になってしまったりトラブルになるケースがあります。
その時点で占い師の人間性としては欠けています。
きちんと立ち位置を確認して占いをするようにしましょう。
時々仲良くなる相談者様がいても良いと思いますが、あくまで関係性は変化させてはいけません。
悩みを解決するはずの存在が悩みを与える側になってはいけないのです。
愛のある占い師になりたいあなたに読んでもらいたい心得
占い師は世の中に意外と多く存在しています。
各占術にディプロマや講習・スクールなどもありますが、技術は習えても人間性や立ち振る舞いまでは教えてもらうことはできません。
稼ぐための手段としてお考えであれば改めてください。
ただ占っていれば良いのではなく、時には人の人生を決める重大な局面もあり、悩んで苦しんでいる相談者様の心を繊細にくみ取りながら多方面に神経を配る過酷な仕事です。
大切なのは目の前にいる相談者様一人一人と真剣に向き合いながらもニュートラルにフラットに占っていくのです。
愛がなければできません。
愛を持って伝える言葉にこそ力も宿り、説得力や信頼が重なっていきます。
通りすがりのような関わりではないので、稼ぎたいという自分本位な考えの中で出来るほど甘くはないのです。
どのような占い師になりたいか?と自問したときに愛のある占い師になりたいと思えた人には響く内容でお伝えしていきたいと思います。
1、相談者様の力になるということ
相談者様を占い師がコントロールするようなことはあってはなりません。
そして、相談者様の人生を代わりに生きることも出来ません。
占い師は、相談者様の今と未来をしっかりと占って道を示していく存在です。
過剰に感情移入してしまうと正しい判断が出来なくなってしまうので、共感と感情移入は別だということを心におくようにしましょう。
中には話しを聞いてほしいだけの相談者様もいますし、自信を持たしてほしかったり自己肯定を手伝ってほしい相談者様もいます。
相談者様が何を求めているのかを占い師としての立場で理解して力になってあげるのです。
2、占い師に出来る事と出来ないこと
占い師は占いをすることはできますが、相談者様の人生をコントロールすることはできません。
大切なのは相談者様を依存させないことと、自己肯定感をしっかりとさせてあげることです。
悩んでいる方の多くは自分で決めることが出来なかったり、自信を持つことが出来ていません。
その深刻な悩みに対して占い師がいないと生きていけないような依存をさせることはあってはなりません。
あくまで立ち位置を間違えずに正しい方向に導いてあげるのです。
基本的には人生全般の悩みを占ってあげることは可能ですが、人の生死にかかわること、ギャンブル性のあること、病気のこと、無くしもの探しなどは規則的に禁じられています。
3、無責任に占わない
占い師は無責任に占ってはいけません。
時に占い技術よりも話術で押し通す方がいますが、きちんと占った上で占い結果に気持ち的にしっかりと責任を持つようにしましょう。
【なんとなく】という勘だけで占ってしまうと相談者様を苦しめてしまうことがあります。
責任を持つことは大切ですが、100パーセントということはないですし、適当に会話の中でくみ取っていくのではなくきちんと占った上で説明をしてあげるようにしましょう。
4、きちんと言葉に心をこめる
相談者様は悩んでいる最中は非常に心が繊細な状態です。
心を込めて伝えないことで、相談者様の心を傷つけてしまうことがあります。
淡々と占い結果を伝えるスタイルの占い師さんもきちんと相談者様の心をきちんと大切に言葉を選ぶようにしましょう。
占い結果が相談者様の求める物とは違う場合でも、伝え方一つで浸透の仕方が変わってきます。
結果だけを伝えて、それに対してどのようにしていったら良いかのアドバイスがないと相談者様は悩みに対して更に負荷がかかってしまいます。
打開していくためのアドバイスもそうですが、言葉に心を込めることによって相談者様の心にすっと入っていきます。
対面占いでは、表情や雰囲気という背景がありますが、電話占いの場合は、声のトーンや言葉選びが重要になってきますので、心を込めて相談者様に言葉を伝えるようにすることを心掛けてください。
5、悩んでいるお客様の心理状態を理解する
もしあなたが何か悩んでいるときに「時間が経てば大丈夫だよ」「元気を出して」「あまり考えないようにした方が良いよ」と言われたらどうですか?
これらは決して間違ってはいません。
ですが、占い師が相談者様にこのような言葉を伝えることは避けてください。
深い悩みの中にいるときに時間が経てば大丈夫と言われても心の負荷は軽くなりません。
元気を出してと言われても自家発電できないから苦しいのです。
あまり考えないようにした方が良いと言われても考えてしまうから苦しいのです。
相談者様が悩んでいる時には友達同士では通用する言葉も占い師が発すると理解してくれないになってしまうのです。
そのように苦しい中でポジティブな言葉も時には刃になってしまうので、きちんと受け止めてあげた後に心がほぐれてから伝えるようにしましょう。
占い師は占いをするだけではなく、言葉のギフトを渡す存在でもあります。
深い悩みの中にいる時には感情移入することとは分けますが、共感してあげること、背中を押してあげること、自信を持たせてあげること、そして、導いてあげることが必要です。
相談者様の苦しい心境を理解して安易に言葉を選ばないように慎重になりましょう。
6、時には厳しいことも伝える
占いには上げ鑑定下げ鑑定と呼ばれるものがあります。
上げ鑑定とは、悩みに対して相談者様が喜ぶような内容を過剰に過大に伝えることです。
このように上げた内容を伝えることは、相談者様のためにはなりません。
万が一、あなたが伝えた内容が事実よりも大げさにポジティブだった場合、相談者様のあたりところは占い師になりますし、それは本当の意味での相談者様のためにはなりません。
下げ鑑定も同じように事実よりもネガティブな鑑定結果を伝えてしまうと相談者様の力をそいでしまいますし、自己肯定も否定しかねません。
大切なのは地に足がついた占いをすることと、時には厳しいことを苦しくても伝える場面があります。
そのような時は結果だけ伝えると相談者様は投げ出されたようになってしまうので、厳しい中にも今後どのようにしていったらよくなるのかをきちんと伝えてあげてください。
相談者様を喜ばせるのが占い師ではありません。
相談者様の考えを否定するのではありませんが、間違っていることもあるのです。
その判断をニュートラルに出来るように主観を外して占った結果、相談者様の考えを修正する必要があれば、厳しい内容になっても愛を持って向き合って伝えてあげましょう。
7、すべてのことには愛がなければ占いをすることによって傷つけるということも理解する
本当に人の心を動かすのは思いや温かい心です。
あなたの中に相談者様への愛がなければどのような占いも言葉も伝わりません。
悩みの種類は多用ではありますが、誰かからの愛情が乏しいと感じたときに心が傷つくのは共通しています。
厳しいことを良かれと思って伝えても、あなたの中に愛がなければ相談者様を傷つけるだけになってしまいます。
厳しい内容でも相談者様があなたからの愛を感じることが出来れば耳のシャッターも開きますし、しっかりと受け入れてもらうことが出来ます。
あなたの言葉は相談者様にとって時に薬になり、ときに刃になるということを忘れないようにしてください。
占い師になるために大切なこと
占い師になるためには、常識や知識、人間性、占いの技術どれも欠かすことが出来ません。
そして、悩んでいるお客様に寄り添いながらもしっかりと占い師という立場を出てはいけません。
占いにお客様が何を求めているのかを瞬時に理解して、ごまかさずにはぐらかさずにしっかりと悩みを解決できるように向き合っていくのです。
様々な方がいるので、中には理不尽な想いをすることもあります。
そのような時も日常と占い師としての自分とを切り離してオンオフをしっかりとするのです。
人生は流動的であり、時には占い結果を違うような不可抗力も起こりますが、視野を広げてそのようなことも想定して導いていくのです。
友達の相談を聞いて解決してあげるようなライトな感覚ではなくもっと責任感のある重たいことだということを理解してください。
占い師としての占い技術はもちろんですが、聞き上手できちんと必要なことを伝え、人として凛とした姿でいることが占い師にとって大切なことです。
1、占い技術
友人間での相談に乗る延長ではありません。
きちんと自信を持って占い技術が活かせるまでは占い師としての修行や精進は欠かさないようにしましょう。
何か一つでも極めるという決意で占いの技術を磨いてください。
現役の占い師さんの多くは、評価されるようになっても知名度が上がっても占い技術を磨くことを怠りません。
常にアップデートされているのです。
近年、インターネットの普及によって相談者様も占いにおいても知識が上がっています。
同じような知識では相談者様を占うことは難しいのです。
身に着けるまで、自分の中で浸透するまでしっかりと占いの技術を磨くようにしましょう。
2、経験値
占い師の多くは、人生経験が豊富な方が全体的に多いのです。
自身が経験してきたことで、乗り越えてきたからこそ相談者様の悩みを受け止めることが出来ます。
経験値が少ないと悩みに対しての先の展望を見ることはできません。
もしあなたが順風満帆に生きられているのなら、占い師をする上でつまずくことが多くなります。
だからと言って占い師になることを否定するのではありませんが、自分の経験値が足りないと感じるのであれば、どのような形でも良いので日常的にしっかりとアンテナを張るようにしましょう。
3、人力
占い師として成功するには、人力というものが不可欠です。
人力は、あなたの器だったり、人間性だったり、振舞い方一つ一つで作られる物です。
あなたがポジティブ・ネガティブどちらかに偏りやすいのなら、ニュートラルになる訓練をしていきましょう。
俯瞰して物事を見ることによって、みえてくるものが変わってきます。
そしてあなたの中に愛があればそれがあなたの人力になります。
慈愛の心を持ち、相談者様と向き合えるように日々意識するようにしましょう。
4、カリスマ性でごまかさない
占い師はカリスマ性がある方が多くいます。
カリスマ性というのは天性の物で振舞って得れるものではないのでこれも一つの人力になります。
ただ、占い師はカリスマ性だけでは継続していかれません。
人を魅了して信者のような相談者様を作るというのも一つの手法ではあるのでしょうが、そのようなやり方では長く続けていけません。
カリスマ性でごまかさずに、しっかりと占い技術と人間性を磨いていきましょう。
5、聞き上手と占い師は違う
きっかけとして、人からよく相談される、解決してあげるのが得意。という入り方は良いでしょう。
それだけあなたが人に頼られているということに違いありません。
ただ、プロの占い師としてやっていくにはこのきっかけとしての物はできて当たり前です。
友人間で相談に乗る機会が多かったり、聞き上手と褒められても占い師としては聞き上手なだけでは成立しません。
聞いてあげることはもちろん必要ですが、きちんと占いをしてその結果として導くことが出来なければ相談者様からの信用は得ることが出来ません。
6、占い師としてプロの仕事を
プロの占い師は遊びでタロットを引いたり、何となくの知識で占術を扱えるほど、甘い世界ではありません。
友達のような感覚で相談者様の話を聞くだけでは長く続けていけません。
あなたの中でしっかりとした努力が根拠になって占いの技術を向上させて経験を重ねていくことで初めてプロの占い師の仕事が出来るようになります。
あなたが自信を持って占いが出来るまでには沢山の時間が掛かるでしょう。
相談者様と一緒に占い師として成長していくプロセスもあるでしょう。
そのようにたくさんの努力と経験が積み重なって初めて占い師としてプライドを持って仕事をすることが出来ます。
遊びや気楽な気持ちで占い師として存在していくことは難しいのできちんとプロとして最低限のことを見につけていきましょう。
7、あなたの人生の中での経験が誰かの人生の参考書になる
今まで厳しい内容をお伝えしてきましたが、占い師の中には自分の苦労や苦境を乗り越えてきたことをきっかけに占い師の道を目指すようになった方が多いと思います。
あなたの人生の中で乗り越えてきたこと、あなたの人生の中での経験が誰かの人生の参考書になる。
占い師の存在している場所はそのようなところです。
相談内容はライトな物よりも難しいことが多く、経験してきた人にしかわからない背景や想いが沢山あります。
あなたの人生での経験が誰かを救って参考書として渡すことが出来ればこんなに素敵なことはありません。
占い師として今あなたが存在しているのは、そのように誰かの経験やアドバイスがあってでしょう。
良い連鎖を止めずに相談者様を救っていきましょう。
8、どんな時でも相談者の心を大切にする
どんな時でも大切にすべきは、占い師としてのプライドではありません。
相談者様の心に抱えている負荷を軽くしてあげること、心に栄養を与えて本来の相談者様の状態を思い出してもらうことです。
時に相談者様と喧嘩になってしまう占い師がいますが、それは占い師が感情のコントロールが出来ていなかったり、相談者様の心を大切に出来ていないからです。
占い師の仕事は占うことはもちろんですが、相談者様の心を大切にして導いていくことなのです。
9、お金のためじゃなくて使命のため
占い師を目指したきっかけがお金の為ということであれば否定はしません。
お金のために占い師として肯定されるほどに甘い世界ではありません。
もちろん、あなたの時間を要することなのでお金は発生しますが、お金の為という大前提があるとそれは相談者様にも伝わってしまいます。
あなたにとって使命を感じて占い師を目指してのであればあなたは良い占い師として長く相談者様に愛されていくでしょう。
お金のためという邪念は、あなたの占い師としての成長を阻むものになります。
10、愛し愛される占い師
占い師になるために必要なのは愛です。
何度もお伝えしているように、人に対して自分に対しての愛がない占い師は結果を出すことはできません。
人として素晴らしいことはもちろんのこと、あなたの中に愛がなければ相談者様の心には響きません。
あなたが愛を持って相談者様に向き合って、真摯に占いをしていくことが出来ればあなたの占いの技術やあなたの占い師としての人間性を相談者様に愛されるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
占い師を目指している方には少し厳しい内容でお伝えしてしまいましたが、どれも占い師になるためには必要なことです。
誰にでもなれるものではなく、占い師として歩んでいくには忍耐力も精神力も体力もかなり必要になります。
そして、相談者様の心の中にある重たいものを半分持ってあげながら元気にして返してあげるのです。
占いの技術を磨くことはもちろんですが、占い師としての人間性も磨いていきましょう。
相談者様に愛を持って心のこもった言葉を伝えることが出来ればあなたも相談者様に愛される占い師になることが出来ます。