Home 占い師になるには 『占い師になるまでの軌跡』これから占い師になる人へのエール

『占い師になるまでの軌跡』これから占い師になる人へのエール

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占い師、電話占いのポータルサイト”占いの森”です。今回は、占い師を目指して勉強されている方。占い師になろうと弟子入りを考えている方など。これから占い師になる方へのエールという事で対面占い電話占いなど占い師歴18年目になられる現役占い師さんの占い師になるまでの軌跡をご紹介します。

占い師歴18年目

占い師になってから18年目になります。

占い師として今の自分が存在するまでたくさんの葛藤と苦労と出会いがありました。

その一つ一つはとても大切で、占い師としての自分を構築してくれています。

これから占い師になる方占い師になりたい方に参考になればと思い、私の今までの軌跡をつづっていきたいと思います。

占い師としての今思うこと

小さい頃からほかの人には見えないものが視えたり、聞こえたり、普通ではない出会いと経験を多く歩んできました。

自分のこの性質が特殊であるということを知ったのは母の存在ありきでした。

母は、普通には視えないものが視えてしまうことや、本来なら私が知っているべきではないことを知っていること、そして日常生活を送るにあたって幼い私が大変な想いをしていることを心配して沢山の霊能者の元に私を連れて足を運んでくれました。

ある人には、「この子の霊感を閉じることは出来るけども感性そのものが変わってしまいそれは運命に逆らうことだ」と受け入れなさいと諭してくれました。

またある人は「大人になったら視えなくなるからそれまでは耐えなさい」と7歳の私に言うのです。

私は眠ることが怖い子供でした。今では私が眠ることが怖かったのは自分がどこかに連れていかれてしまうのではないかとあらがっていたのではと思います。

沢山の霊能者の元に連れていかれて、体質から起こることを乗り越える術を教えてもらいました。

そして、年齢を重ねると共にコントロールする術が自然と身についていったのです。

私が占い師になるまでに通ってきたことを踏まえて占い師という立場で感じてきたことをシェアしていきたいと思います。

1.占い師になったきっかけ

占い師になるまで、私は家業を継ぐために違う道を歩んでいました。

人と接する仕事であるという点は、占い師と共通していますが、まったく別の職業をしていました。

大人になると落ち着くと言われていた霊感も全く落ち着く気配はなく、むしろ年々理解できること、知ることが増えて強くなっていきました。

コントロールの仕方がわからずにどうしようもなく、波長が低いものと合ってしまいしんどい時もあり、そのような時は霊能者先生にお世話になっていました。

霊能者や占い師の素質があるからこの道を目指した方が良いと言われても、私はどこかで「普通の暮らし」を求めていたので、心の中で抵抗する思いからまるで逃げているような感覚に今振り返ると思います。

どうしても小さい頃から霊能者や占い師さんとの関りが普通の人に比べると多かったので、知識は多かったと思います。

その知識を自分がその道に進んで活かすということは考えていませんでした。

仕事をして、いつか結婚して子供を産んでと普通の人生を思い描いていたからです。

ただ、どうしても自分の持って生まれた感覚からは逃げようもないので、抵抗すればするほどにまるで引き戻されるかのように直面する問題が多々起こるのです。

そんな中ある霊能者の先生が後に私に大きな影響を与えることになりました。

その先生は九州の先生で縁があり、知り合った方なのですが(有名な先生なので名前は伏せさせてください)お会いしたときに人生の中のすべての辻褄があったと感じるほどに私のすべての疑問や葛藤を取り払ってくれたのです。

私にしかわからないこと知らないことをすべて映像として共感してくれたその先生は、一言、「あなたが生まれた時点で決まっている道からは逃げてはいけない」と話してくれました。

弟子入りした形ではありませんが、私の苦しいと感じるすべてのことを解決する方法を教えてくれ、コントロールの方法を教えてくれ、私が潜在的に拒否することで閉じていたものを拓いてくれました。

この先生は私の過去生での師匠だったのです。私の頭の中にずっとある過去生での記憶の中にいる見知らぬ人の顔はこの先生だったのです。

その先生との出会いから、私はあらがうこと否定すること、拒否することを辞めました。

そこからはある日急に様々な場所に動かされるのです。

そんなある日に沖縄のユタになる人が皆経験するカンダーリを経験したのでした。そのころの記憶はあまりありません。

ただ気がついたら今まで縁のなかった土地に居て占い師としての勉強をすることとなっていたのです。

視える、わかる、聞こえる。この感覚を表現するためのボイスチェンジとしてのちに宿曜占星術と出会いました。

占いを学ぶというよりは、読書として読んでいた宿曜に私は心から共感してのめりこんでいきました。

宿曜風水の資格を取得して私は宿曜師としてサロンで占いを始めることになりました。

2.占い師になるまでにやったこと

占い師として得に何かを学んだかというと、資格はとりましたが弟子入りしたわけでも学校に通ったわけでもありません。

本業の傍ら、占い師としても対面占いをしていましたが、口コミのみでとくに宣伝もしていません。

ありがたいことに占ったお客様が大切な人や家族を紹介してくれるというありがたい連鎖で続けていくことが出来ていました。

それでもしんどいことはたくさんあり、常に葛藤を繰り返していました。

マインドセットということが出来ないまま占い師を始めた私にとって人の人生を占うことで同じように共感しすぎてしまい苦しくもあったのです。

じぶんなりに占い師の仕事をしながら心理学を学びました。

マインドセットできずに続けていくことが出来ないと思っていたことも踏まえて、お客様の心理の深いところを解決してあげないことにはその場では元気をあげれてもいずれ元に戻ってしまうことがわかったからです。

根底に何があるのか?を見極めることが出来ても解決の方法を導くには知識が必要だということをひしひしと感じていたのです。

心理学を学んでいく中で、霊感と心理学とが自分の中でマッチしたときにはじめて自分のあるべき占い師としての姿というものがはっきりとしてくるようになりました。

特殊な悩み専門のカウンセラーもしつつ占い師も続けていくスタイルで3年ほどはカウンセラーとしても活動してきました。

3.占い師になって良かったこと

占い師になって良かったと感じる事はたくさんあります。

目の前のお客様と向き合う中で自分自身の成長もありましたし、何よりもお客様が幸せになって送り出せるという占い師冥利に尽きるような報告をもらってきました。

「先生がいなかったら今の自分はいない」という言葉を聞けた時にはとても胸が熱くなります。

沢山のお客様とご縁をいただいてまいりましたが、私はお話させていただいたすべてのお客様のことを覚えています。

それはリストでも記録でもなく、目の前のお客様に向き合って大切にすることで何かをしなくても私の中に刻まれるからです。

人間一人の人生は非常に重たい物です。

その重みのある人生の大切な場面で縁をいただき立ち会えていることを誇りに思うと同時に感謝の気持ちがあふれてきます。

4.これから占い師になる人へのアドバイス

あなたはどんな占い師になりたいですか?

そのあなたの中のイメージを可視化するためには何が必要なのか。たくさん考えて試行錯誤してください。

占い師の難しいところは、ただ占いが出来てればよいだけではないことです。

占いが出来ても的確なアドバイスが出来なければ占いを活かしてもらうことはできないですし、人の心に敏感でないと正しい言葉のチョイスが出来ません。

占いの技術だけではなく、心配りや繊細にお客様の心に触れる事への責任感と自覚を持つことで地に足がついた鑑定が出来るようになってくると思います。

片手間で出来るほど甘くはないので、占い師を本業でされていくのなら覚悟を持つようにしてください。

沢山の知識を勉強すること、一人一人のお客様を大切にすること、占い師として常にフラットでニュートラルでいれること、それを心におきながら占い師としての使命を果たしていけるように頑張ってくださいね。

5.メリット・デメリット

占い師になって感じるメリットは、占いを深めて知識を吸収できること、占いを通してお客様と関わることで自分自身が成長出来ることです。

本質を見極める目が肥えてくるので、生きていく上での選択肢を広げていけることがメリットになるでしょうか。

お客様が幸せになることでプラスのエネルギーをもらうことが出来ますし、お客様の自己肯定をお手伝いしながら自分という人間の自己肯定も出来ます。

何事もニュートラルになるので、占い師経験を重ねていくと心も穏やかになります。

お客様の良いことを共有して幸せに感じる事も出来ますし、救うこと導くことで使命を果たせる感覚は何にも代えることが出来ません。

デメリットとしては、何事もそうですが、お客様との波長で合う合わないがありますし、様々な声があります。

稀に心のないお客様もいますし、受け止めてあげることが出来なかったときの葛藤はとても苦しいものです。

私は、お客様と波長が合わないことがあっても相性が悪いという感覚では考えません。

もしお客様からみて私との相性が悪いと感じるようなことがあれば、それは相性ではなく私自身の占い師としての能力に改善点や足りない努力があるのだと受け止めます。

自分の実力が時に足りないと感じるような場面ではとてもつらく苦しい気持ちになるので、年数を重ねてもそのような修行の場が起こるという過酷さではないでしょうか。

ですが、幸せに感じことも多いのでデメリットの面だけにフォーカスしなくても良いと思います。

自信を持って占い師をしていくためには、スクールや弟子入りなどをして技術やメンタル面でのことを学ばれると良いでしょう。

難しいのは占い師をしていく上で主観を外してフラットになることなので独学では学びきれないことも多いかと思います。

もちろん独学で学んで占い師になることは可能ですが、しっかりと学ぶことで自信がつけばぶれない占いをしていけるようになります。

まとめ

いかがでしたか?

占い師になろうと目指している方には少し耳をふさぎたくなるような内容もあったかと思いますが、占い師の仕事は楽でも華やかでもなく人間の泥臭い中にいるということをお伝えしたかったのです。

本来ドラマや小説の中で見かける内容が占い師にとっては日常になります。

相談内容が難しければ難しいほど、根底をしっかりと見極めていかないといけないですし導く方向やアドバイスに間違いはあってはなりません。

もちろん世の中に完璧ということはありませんが、限りなく完璧に近い状態を常に保って占い師をしていくのです。

何よりも大切なのは悩みを抱えているお客様の心は非常に繊細で傷つきやすい状態なのです。

占い師の言葉によって傷つけてしまうことがないように、正しい言葉を選ぶようにしてたくさんのお客様から愛される占い師になってくださいね

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