【運命線 手相占い完全ガイド】人生を占う運命線の見方を知ろう！

●手相占いで運命線が表すもの

運命線は手相占いの基本七大線の一つで、手相占いの中でも重要な意味を持つ線です。この運命線が表すのは、主に仕事を中心とした人生の成り行きです。人生の中でどんな役割を担ってどんな足跡を残すのかを教えてくれます。ある意味人生そのものを刻んでいるのです。

そんな運命線は図の通り中指に向かって伸びている線の名称です。同じ七大線の感情線や頭脳線がくっきり大きいのに対して、そこまではっきりしてないことも多く、七大線の中でも人によって個性が出やすい線と考えてよいです。今回はその人生そのものを表すかのような運命線について紐解いていきます。

●手相占いの運命線と年齢

比較的長い線を形成する運命線には「手相の変化が示す出来事が何歳で起こるか」を教えてくれる流年法が使えます。この流年法では図の通り手首の線を0歳、中指下の線を100歳として四分割してそれぞれの中心点に年齢を割り当てると言う秘法です。

一番下の線と一番上の線のちょうど中間点が30歳ごろ、中間点と一番下の線の中間の線が20歳ごろ、中間点と一番上の線の中間の線が50代半ばごろを表しています。見てわかる通り手首側に行くほど若い時期で中指側に行くほど老年期を意味しています。

その他分かりやすいマークとしては、人差し指と親指の間から斜め下に伸びる頭脳線です。この頭脳線と運命線が交差する場所が35歳となります。人生が色々あるようにユニークな運命線が刻む出来事の起こる時期はこのように特定できるのです。

●運命線の左右がそれぞれに意味するもの

右手に表れる運命線と左手に表れる運命線はそれぞれ多少意味が異なります。どちらも仕事を中心とした人生の流れについて表していること自体に変わりはありませんが、その運命の性質が異なるわけです。

・手相占い 右手に表れる運命線

右手の運命線が表すのは「築き上げてきた現状と、切り開いた未来」です。右手の手相は基本的に現在、努力などで手に入れた後天的な手相です。明るい未来を目指すために自らの手で変えた運命が表れている訳です。

・手相占い 左手に表れる運命線

左手の運勢線が表すのは「生まれ持った宿命」です。両親など誰かが用意したレールや生まれ育った環境で定められた道筋なのです。大きな組織の二代目三代目などが順調にその組織を引き継ぐようなときには、左手の運命線が色濃く刻まれていることでしょう。

●運命線２５選

それではそんな仕事を中心とした人生の流れである運命線、どんな線があればよい兆しなのか、逆にどんな線ならばネガティブな出来事が予想させるのか、代表的で重要な運命線を２５個厳選致しましたので、是非あなた自身の手相と見比べてください！

・手相占い 複数の運命線（三本以上）『多才線』

運命線が三本以上、複数ある場合は、生涯において多彩な才能を発揮することを表しています。仕事に関してもその本数だけまったく違う業種に飛び込んで活躍することが期待されます。なお、複数線でも二本の線の場合は二重運命線と考えられ、また異なった意味を持ちます。

・手相占い 運命線が切れている・途切れている『岐路線』

立ち往生するように線が途中で切れている運命線は、その切れている個所で何かしらの分岐が待ち構えていると考えられます。海外への移住や思いもよらない分野での活躍など、人生を左右する出来ことが待ち構えていることでしょう。

・手相占い 運命線が斜めに進む『引き立て線』

小指の下、手首の少し上にある膨らみから中指へ向かって斜めに運命線が進んでいる場合は、自分以外の誰かに引き立てられる運命を持っていると考えられます。大きな組織に属する場合などは、特に良い兆しをもつ線です。

・手相占い 運命線が感情線でストップ『対人トラブル線』

運命線が感情線を越えられずに感情線で行き止まっている場合、仕事などの対人トラブルが発生して思うように物事が進まないことを暗示しております。組織に属している場合もフリーの場合も確固たる人間関係の形成を忘れないようにしましょう。

・手相占い 運命線の枝分かれが見れる『福招き線』

運命線の上部でも下部でも枝分かれが見られる場合、おおむね幸運を示していると言っていいでしょう。運を集めるように広がっている線の先端や末端は福を集める素養があることを表しています。

・手相占い 運命線が二本や二股である『招福線』

もっともシンプルな枝分かれである二股に線が分かれている場合、基本的にどこかで恵まれた運勢の恩恵を受けることとなります。下に記しますが、その二股を形成している場所で多少意味が異なります。

・手相占い 運命線の最下部が二股である『大器晩成線』

運命線の場合、スタートを手首側から行うため、必然的に運命線の下部は中指側になります。この中指側の下部が二股になっている場合はある程度、年を重ねてから成功する晩成型の運勢を持っていると言えます。

・手相占い 運命線の先端が二股である『早熟線』

運命線の手首側にある先端が二股になっている場合、若いうちから頭角を現す早熟な才能を持っていると考えられます。しかしながら早熟の天才の宿命か、中年期以降の運勢はさほど良くなく、前半の人生とのギャップから良くない晩年を過ごす結果に陥ることがあります。

・手相占い 運命線が二重の『運気倍増線』

運命線がはっきりと二重になっている場合は、強運を持ち合わせていると考えることができます。道を切り拓く才能に加え立ち回りのセンス迄ある、非常に恵まれた星のもとに生まれたことを表していますので、がむしゃらに走り抜けても、良い結末に結びつくでしょう。

・手相占い 運命線が月丘より伸びている『支援線』

運命線が小指の少し下の方にある月丘から中指に伸びている場合、人気運を司る月丘の影響を受けた運勢が訪れるため、周りからの支援を受ける機会が増え、仕事も人生も順調に進むことが考えられ非常に良い相だと言えます。

・手相占い 生命線と運命線が結びつく『干渉線』

運命線が生命線に接している手相はあまり良くない手相です。本来順調に伸びる運命線・生命線がお互いに干渉しあい足をひっぱる様子そのままに、仕事や人生について小さくないトラブルが生じることを暗示しています。

・手相占い 運命線が各線と合流している『お供線』

道中でお供となり様々な場面で助けてくれるように、途中から線が合流してくる相は良い手相です。困った時やここ一番で助けが欲しい時に図ったように仲間が表れる運勢を持っていることを示しています。そんな線の数が多ければ多い程、恩恵も多いと考えてよいでしょう。

・手相占い 運命線から支線が伸びる『多幸線』

運命線の線から枝のように上に伸びる支線がある場合、どの位置にあっても大きな幸運が待ち構えていると考えて良いです。植物が育つときに枝が伸びやがて葉をつけ大きく育つように、幸運がさらに増す可能性を表しています。

・手相占い 運命線が太陽線へ伸びている『大願成就線』

人気運を司る太陽線に向かって運命線が伸びている場合は、大願成就する極めて良い手相と考えることができます。仕事でも恋愛でも良い意味を持ち、人生そのものが充実するような特別な手相です。

・手相占い 運命線が存在しない・薄い『浮き草線』

運命線が薄かったり、そもそも存在すらしないケースもあります。こういった存在感がない運命線が表す意味はどこにも根を張らない、浮き草のような人生と言うことです。何者にも縛られない自由を謳歌する生活を楽しむタイプの方に多い手相です。

・手相占い 短い運命線『花火線』

運命線が短い場合、仕事においても人生においてもパッと開いて散る、短いけど強い印象を残す運命にあると言えます。長く影響力を持ったまま仕事を継続できるタイプではありませんが、一瞬の輝きは眩い光を放ちます。ただあくまで仕事に関わる部分が短いだけで隠居後は長く生きるケースも多く、人生そのものが短いと言うことはありません。

・手相占い 長い運命線『長寿線』

運命線が長い手相は、その人の現役時代も長いことを示しています。まるでマラソンランナーのようにペース配分が上手なこのタイプは各所に長く影響力を保ち続けるでしょう。その分全力疾走はちょっと苦手で、時に周囲から遅れているような時期もあるでしょう。

・手相占い 運命線が横切る『阻害線』

進行を妨害するように運命線を横切る線がある場合、主に仕事上の関係で何かしらのトラブルが生じる可能性を示しています。ただしその妨害にも負けずに運命線がその先も伸びているようであれば、そのトラブルもきちんと解決ができることを表しています。自分を信じて立ち向かえば乗り越えられるはずです。

・手相占い 運命線に島が生じる『運命トラブル線』

島はほぼ例外なく凶相で、運命線上にある島も同じく悪い意味を持ちます。運命線の伸びを邪魔するように妨害線が走る手相も悪い手相ですが、より一層悪い手相が島の存在なのです。どこかで職を失うレベルのトラブルに見舞われる危険性もありますので、何事にも保険をかけて慎重に行動することをおすすめいたします。

・手相占い 運命線にスクエアがある『敵なし線』

運命線上に♯のような四角形の形成がありましたら、それは極めて珍しいラッキーな相です。それをスクエアと呼びますが、その特殊紋がある年齢では、何をやっても成功する敵なしの状態を味わうことができるかもしれません。その時期を見定め、チャレンジすると良い結果が得られるでしょう。

・手相占い トライアングル（三角線）がある運命線『青天の霹靂線』

運命線にトライアングルがある場合は、残念ながらあまり良い相とは言えません。トライアングル自体は島やダイヤと違って悪くない紋なのですが、運命線上にかぶった場合は凶作用が目立ってしまいます。流年法であるていど発生時期が限定できると思いますので、その時期は極力おとなしく過ごすことを心掛けると良いでしょう。

・手相占い ダイヤがある運命線『紛争線』

ダイヤが形成されている運命線は島と同じくトラブルの暗示をしています。特に運命線上にあるダイヤは仕事上のトラブルを表していることが多く、ダイヤがある時期に何かしらの紛争に巻き込まれるなど不安を抱えます。しかし自分にはそう言った運命があることを知り、備えることで被害を最小限に抑えることもできるでしょう。

・手相占い 運命線にスターがある『果報線』

運命線にまるで星のように交差するスターがある手相は、運命線の中でも特に素晴らしい相です。スターの印象そのままに輝かしい何かしらの結果を出す可能性が高く、また流れ星のように突然幸せが降り注ぐことにも期待ができます。待ち構える幸せをしっかりつかみましょう。

・手相占い フィッシュがある運命線『幸運線』

こちらのフィッシュもスターと同じく圧倒的な幸せを意味しています。ダイヤや島と間違いやすい特殊紋ではありますが、尾びれがあればフィッシュとみなしてOKです。フィッシュが表れている年齢に何かしらの大きな幸せが訪れるでしょう。

・手相占い 運命線にバツがある『バツ印線』

一見スターにも見えるバツ印ですが、スターが三本以上の線の交差によって築かれているのに対して、バツは二本の線の交差です。この場合は幸運と言うより妨害・阻害の傾向が強く出て、運命が停滞することを表しています。トラブルの可能性があることを理解し、慎重な行動を心掛けましょう。

●運命線が悪くても運命は変える・変えられる

以上、運命線に関係する数々の手相をご紹介させていただきました。この中にご自身の手相があった方なかった方、良い手相が合致した方もいれば、悪い手相と合致した方もいるかもしれません。

しかし悪い手相が出たからと言って、必ずしも悪いことが起こるとは限りません。特に運命線は何かしらのハプニングが起こる時期を特定できますので、来るべきトラブルに対してあらかじめ対策を練ることもできます。

運命線に悪い手相があったとしても、感情線や知能線など他の線では良い手相が表れていることがほとんどです。いい警告を把握することができたと前向きに考えましょう！