【風水×「鬼滅の刃」 徹底解説!】第一話から最初の鬼狩り任務まで

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風水で、社会現象になっているあの大人気漫画・アニメの「鬼滅の刃」を解説させていただきたいと思います。これまで紹介してきた風水の知識に、登場人物の生年月日などを当てはめることで性格がわかります。そして、方位などがどう関係して、どのように風水的に当てはまり作品とリンクしているのかというのをご紹介しますので、一緒に風水目線でチェックしてみてくださいね。

風水おすすめポイント

  • キャラクターの生年月日から風水での性格がわかり、自分に照らし合わせられる
  • 物語で使われている方位の意味がわかる
  • 生まれた季節によっての五行や色がわかる
  • 風水目線で本作品の魅力がわかる

鬼滅の刃

2020年5月に連載の方では最終回を迎え、惜しまれながらも連載が終了してしまった大人気漫画「鬼滅の刃」ですが、私も大好きな作品です。私は、アニメから入りコミックも読むようになってドハマリしている作品で、そんな大人気作品を解説させていただくという名誉を今回いただきました。

これまで、未熟ながらも風水についての記事を書かせて頂いている私が、ある日「鬼滅の刃」のアニメを観直した時に気がついたことがありました。それは竈門炭治郎が最終選考に残り、ご息女とご子息が鬼殺隊の階級の説明をしているシーンでした。

風水でも使われている「十干」を「十の階級」として使われていたのを観て「もしかしたら、風水目線で「鬼滅の刃」という素晴らしい作品について解説できるのではないか?」ということでした。

そして、少し自分なりにリサーチをしてから、本サイト運営の方に相談させて頂いたところ、大変恐縮ではございますが、この偉大な作品である「鬼滅の刃」について執筆させていただくことになりました。

作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生や出版元の集英社など関係各社の公式などでは全くありませんので、ご注意下さい。

単に、風水の知識がある私が「風水目線で本作品を解説している」だけで、決して作品をどうこうという意図は全くありません。私も大好きな作品ですし、そんな偉大な作品に、私ごときの人間が風水の知識を活用して解説させていただくという名誉を下さった、本サイト運営者の方々には心より感謝いたします。

そして、もしかしたら、風水目線での解説に納得いかない方もいらっしゃるかもしれませんが、「風水目線でみたら」という単純なことですので、どうか、ご理解いただきたく存じます。

説明の必要がないくらいの大ヒット作品であり、本年10月には劇場で「無限列車編」が公開されることが決定しましたので、ファンの皆様は首を長〜〜くして待ち遠しくて仕方がないところですよね。私が風水目線でみる本作品の解説については、アニメ化に沿って進めていきたいと考えていますので、どうか、暖かい目で見守っていただけたら幸いです。

そして、これから風水的に解説していく登場人物達と同じ季節生まれとか五行が当てはまれば、自分に照らし合わせて開運術のような物を考えてみてください。方位や色使い、パワーストーンなどについても少し触れますので、風水的な開運術が見えてくると思いますし、登場人物に自分を照らし合わせてみるのも面白いと思いますよ。

竈門炭治郎(かまどたんじろう)

本作品の主人公で炭売りの家系の長男。

家族を鬼に惨殺され、妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)がかろうじて生存していたことから必死に「妹の禰豆子を助けよう、鬼から人間に戻る方法を探そう」と第一話冒頭から、誰もが感情移入してしまい、涙が出るくらいの献身的な行動をする竈門炭治郎(かまどたんじろう)。

そんな竈門炭治郎について風水的にみていきたいと思います。

竈門炭治郎の生年月日

本作品の主人公の一人である竈門炭治郎の生年月日が、作者の吾峠呼世晴先生公式のファンブックでは「7月14日」が誕生日で「15歳」とあります。

舞台が大正時代ということで、生まれた年が公式になっていないというところから躓きそうなのですが、Wikipediaや数冊出ている解説本などを確認すると13歳の時から物語が始まっていて、それについて考察している本「大正はいから同人会」箸の「鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧(辰巳出版)」に第一話の時の考察があるのですが、第一話の時点で炭治郎は13歳とあります。

第一話(漫画・アニメ)では、雪がまだ降っている時期で炭治郎の誕生日が7月14日で13歳ということは、生まれた年は1900年であると考えます。それは、藤襲山での最終選別で炭治郎が倒した手鬼が鱗滝左近次に捕らえられたのが、「慶応」だというように話しているところから「大正はいから同人会」著の本ではそこから逆算していき導き出しているのですが、私もそのように思います。

また、最終選別まで2年間修行をしているので、それらを考えると炭治郎の生年月日は「1900年7月13日生まれ」ということになるはずです。

ここまで生年月日がはっきりすると、生まれた年と月日で「炭治郎が、風水的にどのような性格」や「炭治郎が当てはまる五行」という詳しいところが本当であれば導き出せるのですが、1900年という今から120年前の年について風水的なことを導き出すことがどうしてもできないのです。

ですので、残念ながら炭治郎や全ての登場人物についての生年月日についての情報は、公式ファンブックなどのから得られる月日だけになり、それを元に導き出すしかないので、ご了承いただきたく存じます。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、それでも生まれた季節から風水的に五行に当てはめることができるので、そちらで導き出すと炭治郎は風水的に「夏生まれに」当てはまります。

夏生まれ(5月6日〜7月20日生まれ)強い気弱い気
五行の気
五行の色

「夏生まれ」は陰陽五行の中で「火の気」が強い特徴があり、「金の気」が弱いということがわかります。

ファンの方は気がつかれると思いますが、「火の気」が強い炭治郎の「火」というものが作中でここまで見事に当てはまっていて、物語が進めば炭治郎には特に重要になってきていますよね。

炭売りという家系の長男で、弟や妹達のために角を売りに行こうとする炭治郎の優しさなどもありますが、炭売りというところが「火の気」が強いところに当てはまっていると思います。炭を作る段階では「火」が必ず必要になりますし、風水の五行で「火」の気というのは「木が燃えて灰になる」という「木」に「火」が加わることでの変化を表しています。

炭治郎は、炭売りの家庭に生まれるべくして生まれてきたとでも言うかのように、風水的にもぴったり合うのが少し怖いところですよね。

ところが、世の中の全ては繋がっていて、出会いや別れなど、全てがぴったりのタイミングで起こっているものなのです。

生年月日で炭治郎と同じ夏生まれに当てはまる人は、これから紹介していく炭治郎と同じような色使いがおすすめだったり、性格なども似ているところがあったりするはずですので、パワーストーンや性格、色使いなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。

竈門炭治郎にぴったりなパワーストーン

もし、炭治郎にパワーストーンを着けるとしたら、生まれた月や干支から判断することになり、炭治郎は7月生まれです。

7月生まれにおすすめのパワーストーンは「ローズクォーツ」「ロードクロサイト」「ピンクトルマリン」「ピンクオパール」になります。

そして、炭治郎が生まれた年の干支で判断するなら、子年生まれ(間違っていなければ)ですので、「琥珀(アンバー)」のパワーストーンがぴったりです。

もし、炭治郎と同じ月生まれや同じ干支生まれであれば、紹介したパワーストーンでブレスレットやネックレスなどのアクセサリーを着けてみると開運への手助けになるはずですよ。

風水的竈門炭治郎の性格

炭治郎の性格を風水的にみていきたいと思います。

「火の気」が強い人の性格は、

  • 明るく積極的
  • 正義感が強い
  • せっかち
  • 情熱家
  • 喜怒哀楽が激しい
  • 頑張り屋
  • 曲がったことが嫌い

などがあります。

作中の炭治郎の性格が、ぴったり当てはまっていますよね。

禰豆子以外の家族全員を惨殺されて、妹の禰豆子が鬼になっているところを必死に助けようと頑張っているところは「正義感が強い」「頑張り屋」なところなどの性格が当てはまっていると思います。冨岡さんに言われた鱗滝左近次さんのところに禰豆子と向かっている途中、籠と竹をお金が要らないと言われても「払う」と譲らず、お金を払うところなどは「曲がったことが嫌い」なところや少しでも早く、昼間でも進みたいという「せっかち」なところが出てしまったのかもしれませよね。

育手である鱗滝左近次さんに指導されながらもめげずに修行している「頑張り屋」なところ。「最終選考に行けるかどうかは岩を切れたら」と鱗滝さんに言われて、半年も修行を繰り返す「頑張り屋」で「情熱家」なところ、などなど、作中の炭治郎の行動などをいろいろと思い返してみても風水的にみた性格がぴったり当てはまりますよね。

竈門炭治郎の服装などの色使い

風水的にみると、炭治郎の服装などの色使いが見事に風水的に当てはまっているのがわかります。まず、炭治郎は「火の気」が強いので陰陽五行の表で確認すると、色は「赤」になります。

もうお分かりですよね。

作中での炭治郎の髪の色と目の色は「赤みがかって」いますし、炭治郎の日輪刀を打った鋼鐵塚さんもそう言っています。そして緑と黒の羽織り物と青色のマフラー様の物は、陰陽五行の相生に当てはまっているとみます。「青」いマフラーと「緑」というのは五行では「」、「赤」い髪と目は五行では「」で、火の気が強い炭治郎ということになります。

続いて、「黄色」は少し強引な捉え方で恐縮ですが、日本人は「イエローモンキー」と言われていたこともあり黄色人種ですから五行では「黄」色の「」、「白」は白い服や白目などもありますし、鬼殺隊員の隊服の「滅」の字は白ですし五行では「」。そして、日輪刀が黒色になったのは炭治郎のみですし隊服のほとんどは黒色です。「黒」は五行では「」となります。

つまり、風水の陰陽五行の「木・火・土・金・水」が多少強引な解釈もありますが、炭治郎にぴったりと当てはまっていますよね。

風水的にみて炭治郎の解説がここまで当てはまるところが「風水ってすごい!」と思っていただけたら幸いです。

竈門禰豆子(かまどねずこ)

鬼滅の刃で、主人公竈門炭治郎の妹であり、家族の中で唯一生き残ったんですが鬼になってしまった可哀想な竈門禰豆子。鬼になっても兄や人と鬼の見分けがついたりとこれまでにない不可解なところがありながらも、兄と一緒に鬼を狩るその姿には心を動かされるどころではありませんでしたよね。

炭治郎と同様に導き出す禰豆子の生年月日は、「1901年12月28日生まれ」で「14歳」となるはずです。禰豆子は、風水的に生まれた季節から五行に当てはめると「冬生まれ」に当てはまり、干支は「丑年生まれ」ということになります。

冬生まれ(11月8日〜1月16日生まれ)強い気弱い気
五行
五行の色

冬生まれの人は「水の気が強く、火の気が弱い」ということがわかりますが、そこで、以前の記事で陰陽五行説について書いた記事にある「相生と相克(相剋)」を思い出して欲しいのですが、兄の炭治郎が「火」で妹の禰豆子が「水」ということは、お互いに相克(相剋)の関係にあります。

相克(相剋)というのは、簡単に言えば相性が悪いということになるのですが、二人の弱い気をみてください。兄の炭治郎は「金の気」が弱く、妹の禰豆子は「火の気」が弱いとなっていますので、禰豆子が兄をサポートして鬼と戦ったりするのは自分の弱い気を補う兄の火の気が必要だからということがわかります。

では、兄の炭治郎が弱い「金の気」はどうなるのかといいますと、日輪刀が当てはまります。風水でいう陰陽五行の「金」とは金属などを指します。土に火が加わることで金属になりますよね。それが炭治郎の場合は、鬼を狩る「日輪刀」になるわけです。

また、五行の色が「黒」色の禰豆子の服装では、「黒色の羽織りものを着ている」ことが当てはまります。鬼と人間の間で肉体的にも精神的にもかなり大変なところを自分の五行の色に当てはまる「黒色」を使うことで運気を強めているからこそ、鬼の部分があっても人間の心などを忘れることなく炭治郎と鬼狩りができているのではないでしょうか。

禰豆子と同じ冬生まれの人は、禰豆子に自分を照らし合わせてみると性格から色使いなどを参考にすることができるかもしれませんよ。

竈門禰豆子にぴったりなパワーストーン

炭治郎同様に禰豆子にぴったりなパワーストーンをご紹介します。禰豆子の生まれた月は12月ですので、12月生まれにぴったりなパワーストーンは「隕石」「ヘマタイト」「黒ルチル」「オニキス」「オブシディアン」になります。

干支で判断すれば、禰豆子の生まれた年は丑年になるので、丑年の人に合うパワーストーンは「ムーンストーン」になります。禰豆子と生まれた月や干支が一緒であれば、これらのパワーストーンを参考にしてみてくださいね。

風水的竈門禰豆子の性格

次に、竈門禰豆子の性格を風水的にみていきたいと思います。

竈門禰豆子は「水の気」が強いので、

  • 調和を重んじる
  • 冷静で頭の回転が速い
  • おおらか
  • 忍耐力がある
  • 適応能力がある
  • 甘え上手
  • 愛され上手

などです。

こちらもバッチリ当てはまっているのではないかと思います。

鬼は人の血肉を喰らうことで生きていけるのに、禰豆子はそれを頑なにしません。鱗滝さんのところへ向かう時に、御堂で最初の鬼と鉢鉢合わせをした時、その鬼が人を食べているところを目撃した禰豆子はよだれをダラダラと垂らしてしまいますが、炭治郎を助けるために人を食べることをしませんでした。

その点は性格にある「忍耐力」の一言だと思いますし、御堂での鬼との戦いでは、禰豆子は首がない鬼にも体術では負けてしまい劣勢になってしまいます。ですが、炭治郎の最初の鬼がりの任務で禰豆子は、御堂での戦いとはまるで別人かのように戦うことができます。それは、「適応能力」ではないでしょうか。

いかがですか?「忍耐力」と「適応能力」があるというこの風水的にみた性格が作中の禰豆子の行動や性格などにぴったり当てはまっていますよね。沼の鬼との戦いの時も序盤は、炭治郎に背負われている箱の中にいる禰豆子は、対峙する鬼の能力などは見ていないはずなのにいきなり箱から出た瞬間からバッチリ戦えます。「適応能力」と「冷静で頭の回転が速い」というところが当てはまっているのではないかと思います。

「調和を重んじる」のは、元々の禰豆子の性格もあってのこともあると思います。6人兄弟の長女として生まれているので「調和を重んじ」たりしていかなければ大変でしょうし、「おおらか」なところなどは想像するにとっても良いお姉さんだったのではないかと思います。

作中でも禰豆子の性格が少し垣間見えるところがありますよね。また、鱗滝さんに暗示をかけられていることもあってのことだとは思うのですが、「おおらか」な性格もあっての全てが見事に調和していて、珠代さんなどへの愛おしさのようなものを表現したり、人間と鬼などの調和へとなっているのではないでしょうか。

竈門禰豆子の服装などの色使い

禰豆子のイメージカラーはピンクではないかと思うのですが、ピンクの着物を着ている禰豆子のピンク色は五行では「水」になります。「水」のラッキーカラーは「ピンク・白・金」となっているところが見事に当てはまっています。目の色もピンクっぽい色とみることができますし、口に咥えさせられている竹筒は「緑」です。

この「緑色」というのは、風水的な禰豆子の弱い気である「火の気」の色になりますので、弱い気を補っている色と言えます。そして、ピンクの着物の上に羽織っているのは「黒色」の羽織り物ですが、この「黒色」というのは「水の気」が強い禰豆子の基本の色になります。

この様にみていくと、色使いまでが風水的にもぴったり当てはまっているのがわかりますよね。

冨岡義勇(とみおかぎゆう)

物語冒頭、瀕死の禰豆子をおんぶして必死に医者のところまで運ぼうとしてる炭治郎に襲いかかる冨岡義勇は公式ファンブックでは「2月8日生まれ」で「21歳」となっています。つまり、炭治郎よりは六つ上ということになるので、冨岡さんの生年月日は「1894年2月8日生まれ」となるはずです。

そして、風水的にみると冨岡さんは、「春生まれ」になるので、春生まれはの人は「木の気が強く、土の気が弱い」ということになり、下の表のように五行などが当てはまります。

春生まれ(2月4日〜4月17日生まれ)強い気弱い気
五行
五行の色青(緑)

冨岡さんは「水柱」ですよね。陰陽五行の相生と相克(相剋)を照らし合わせてみると、冨岡さんの強い気が「木」ですので「木を育てるのは水」になります。「水と木は相生の関係」にあるので冨岡さんには「水の呼吸」がぴったり当てはまっているというよりは、もう、これしかないという感じですので、一般の鬼殺隊員ではなく「柱」になれたのは必然だったのではないかと思います。

陰陽五行では「水は木を育てる」ということになるので、「水」と「木」という相生の関係が冨岡さんを柱になれるまで高めていったのと炭治郎は「火の気」が強い人なので、冨岡さんの強い気である「木の気」というのが相生の関係になっているのです。

冨岡さんは「水の呼吸」で「木の気」がさらに強くなり、炭治郎の「火の気」には「木の気」が相生効果になるので、この二人で風水の五行を考えると「水・木・火」というのが出来上がります。この二人の出会いは必然だったのかもしれません。

また、禰豆子は「水の気」が強く冨岡さんとは相生の関係になります。禰豆子が「水」で冨岡さんが「木」で炭治郎が「火」とこの三名で出会った第一話は、「水(禰豆子)・木(冨岡さん)・火(炭治郎)」という相生が見事に出来上がり、お互い相生の関係であったから出会っていたと風水的には言えるはずです。

冨岡さんと同じ春生まれに当てはまる人は、冨岡さんの性格や色使いなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。

冨岡義勇にぴったりなパワーストーン

炭治郎と禰豆子同様に冨岡さんにぴったりなパワーストーンをご紹介します。冨岡さんは2月の春生まれですので、2月生まれの人にぴったりなパワーストーンは「ラベンダーヒスイ」「フローライト」「チャロアイト」「ファントムアメジスト」「アメジスト」になります。

干支で判断すれば、冨岡さんの生まれた年から判断すると午年になるので、午年におすすめなパワーストーンは「カーネリアン」になります。冨岡さんと同じ生まれた月や干支であれば、試してみてはいかがでしょうか。

パワーストーンを選ぶ際には、色で選ぶという考えもあるとは思いますが、風水的にパワーストーンを照らし合わせるなら、色ではなく生まれた月や干支で選ぶと良いと思います。

パワーストーンというのは、求める運気を高めたりするものですので、色だけで判断しては求める運気と違う物を身に付けてしまうということにもなりかねないからです。色で判断するのであれば、パワーストーンではなくインテリアなどの色使いへ目を向けてください。

そして、パワーストーンでは生まれた月と干支で判断することを頭に入れておいても間違いではないと思います。いずれ、パワーストーンと風水についての記事も書かせていただくはずですので、その時にもう一度考えてみてくださいね。

風水的冨岡義勇の性格

そんな、水柱の冨岡義勇の性格を風水的にみていきましょう。

風水的に冨岡さんは春生まれになるので、「木の気」が強い人の性格は

  • 前向きな性格
  • おおらか
  • 慈愛
  • 怒りを内側にため込む
  • 融通が利かない頑固者
  • 柔らかい印象の持ち主
  • 臨機応変に対応できる
  • 頭の回転が速い

という特徴があります。

「頭の回転が速い」というところは、炭治郎と禰豆子に出会った時点で状況を即座に判断できているところに当てはまると思いますし、「慈愛」や「臨機応変な対応ができる」という性格などもあるので、鬼になっている禰豆子を殺さず炭治郎に任せたのではないでしょうか。

第一話で炭治郎に「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と怒鳴るシーンがありますよね。あのシーンはかなりの名場面だと思うのですが、冨岡さんの優しい性格があるからできると思えますし、「慈愛」「前向きな性格」もあるからではないかと思います。

「融通が利かない頑固者」のところは、後の「下弦の伍の累」と戦っている炭治郎らを胡蝶しのぶと助太刀しに行く場面の中で、柱との力の差を見せつけた後に胡蝶しのぶに禰豆子を殺させないように規律を犯してまで自分の信念を貫き通すところなど、これもぴったり当てはまっているのではないでしょうか。

本当にここまでぴったり当てはまっているとなると、風水っていうよりは、吾峠呼良春先生はこの辺の風水的な知識があってキャラクター作りをしているとしか思えません。

もし、偶然だとすれば、天才どころではないと思いますし、想像を絶するほどいろんなことについてのリサーチをされたのだと思います。

冨岡義勇の服装などの色使い

冨岡さんについては、風水的な視線でアニメを再鑑賞する前から青色がメインカラーだという印象があったのですが、それは、青色の目と青色の日輪刀になっているというのが再鑑賞で気がつきました。

そして、冨岡さんは「木」の気が強い五行ですので、色は「青」と「緑」がぴったりな色になるのですが、冨岡さんの容姿などを確認すると「青い目と青色の日輪刀」、そして、「緑色の模様がある羽織り物」を着ていますよね。もう見事にぴったり当てはまっていると思います。

ここまでくると風水について興味が出てきたりしませんか?こういうこともできるという、それが「風水」とも言えますし占いなどでもそうですよね。

極端な話しかもしれませんが、何から何まで説明できてしまうのが「風水」でもあるということがご理解いただけたでしょうか。

それぞれの出会いから修行、最終選考まで

第一話から登場する炭治郎と禰豆子、そして冨岡さんについて風水的な視点と知識で照らし合わせたところで、本編に話しを進めたいと思います。冨岡さんと出会うまでの炭治郎と禰豆子。冨岡さんと出会ってからの炭治郎と禰豆子などをそれぞれの性格ともう一度照らし合わせて、漫画やアニメで再確認してみてください。

確認していただくと、全てが「風水的な目線でみてもぴったり当てはまっている」と思わずにはいられなくなると思います。

炭治郎が禰豆子を人間に戻すという大義名分は、育手の鱗滝左近次さんをも納得させ、炭治郎が修行している二年間寝続けていた禰豆子は、風水的な視点で禰豆子の性格に当てはめると、「適応能力」でしかないと思われます。

人間から鬼へと変化してしまった禰豆子の体は、想像を絶する体内変化だと思いますし、現実的に考えても何かしらのウイルスが体内に入れば体はウイルスを倒そうとして高熱を出すなど、いろんな面で症状になって出るので、安静にして寝ているのが一番です。

禰豆子の場合は、鬼と人間の間にあって、回復方法が本来であれば人の血肉を喰らうことをせず、睡眠ということで適応させていたのでしょう。その辺は鱗滝さんも言っていましたし、風水的にみても適応能力がある性格の禰豆子にはぴったり合致します。

人間の部分が強いなどいろんなことがあるとは思いますが、人は睡眠を取ることで疲れや病気、怪我などを回復させる生物ですので、鬼でもある禰豆子が人の血肉を取らないで体力などを回復させるには、やはり寝るしかないはずです。

炭治郎は、めげることなく厳しい修行にも耐えて、鱗滝さんの指導を「頑張り屋」な性格でこなしていき、最終選別では見事に7日間生き延びることができて合格し、鱗滝さんと禰豆子の元へ帰っていくという感度的な場面になるのは、もう説明の必要がないくらい納得ですよね。

炭治郎が最終選別で生き残り、階級の説明があるシーンでは十干が使われていました。以前、「【風水 完全ガイド】 鬼滅の刃と干支(十干と十二支)」の記事の中で、十干について説明させていただいたので詳しくはこちらの記事を参照してください。

竈門炭治郎の初鬼狩り任務は「北西」

風水では方位も大事だということを前の記事でも述べましたし、「風水と方位完全ガイド」の記事でも説明していますので参照していただきたいのですが、炭治郎が日輪刀を支給されると、鎹鴉が来て炭治郎に鬼狩りとしての最初の仕事を伝えますが、行先は方位でしか伝えません。

最初の鬼狩りの任務をしに向かう方位というのが「北西」です。

この「北西」という方位は、風水的には「仕事運」や「成功運」「金運」などに関係がある方位ですし、方位の五行では「金」になるのです。炭治郎の「火の気が強く金の気が弱い」という五行にも見事に当てはまっているのがわかると思います。

つまり、初の鬼狩りという任務の行先が「北西」で「仕事運」や「成功運」に効果がある方位で、炭治郎の五行では弱い「金」が当てはまる方位ですから、己の初任務を「仕事運」と「成功運」に影響がある方位へと向い、自身の弱い気の方位でもある「北西」で初任務をすることで、弱点を克服するという様にも考えられそれらを克服することで今後の「仕事運」や「成功運」がアップすると解釈することができますよね。

ここで、禰豆子の適応能力が物凄いことになっているのがよくわかります。

炭治郎が沼の鬼と戦っている序盤、禰豆子はずっと炭治郎に背負われている箱の中にいて、外が見えているはずはないと思うのですが、三体に分身する沼の鬼に苦戦していると、突然、箱の扉ごとの蹴りを沼の鬼の一体へくらわせます。その後、御堂での戦いよりも断然に上達した体術を使い、炭治郎をフォローしています。

禰豆子は、鱗滝さんと出会ってからずっと寝たきりになっていて、体術の修行などはしてません。(もちろん、鬼になったので人よりは強いはずですが・・・。)そんな禰豆子が急に鬼と渡り合えるようになったのも、鬼の力もそうですが、禰豆子の元々の性格である「適応能力」が関係していると考えて間違いないと思います。

炭治郎は、見事に自分の弱い気が当てはまる方位の「北西」で、これまた見事に鬼を退治でき禰豆子の弱い気は兄の炭治郎へのフォローで見事に克服し、両名とも「仕事運」と「成功運」がアップしたこというとになります。

初任務の方位が「仕事運」と「成功運」に効果がある方位というのは、あまりにも出来過ぎと思われるかもしれませんが、この方位で見事に任務を成し遂げた炭治郎と禰豆子には、ストーリー上であっても必要不可欠な方位だったと解釈することができますよね。

更に言えば、北西の街で鬼に拐われて喰われてしまった里子さんを象徴するのが赤いリボンです。髪の毛を赤いリボンで結んでいて沼の鬼が戦利品と言わんばかりにコレクションしていた中に赤いリボンがありますよね。

炭治郎の五行で「火の気」は「赤色」です。炭治郎が見事に沼の鬼を成敗できて、里子さんを象徴している赤色のリボンを手にするところは、自分の強い気を弱い気である「金の気」の方位でもある「北西」で克服できたということを表しているのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?この超人気作品をまだまだ未熟な風水知識で解説させていただきましたが、見事に当てはまっていると思えませんか?

風水では、開運法などについて有名ですが、こういうこともできるんです。この記事から風水に興味を持っていただけたら幸いですし、風水目線での知識を得てから鬼滅の刃を再確認するという楽しみも増えると思います。

また、それぞれの登場人物の生まれた月などを自分と照らし合わせてみることなども可能だと思いますし、お気に入りの人物や柱などと生まれ月が一緒だったりすると嬉しいのではないでしょうか。そういうところでも作品をもっと楽しめることになると思いますよ。

吾峠呼良春先生は、風水知識をお持ちなのかどうか私はわかりませんが、ここまでぴったり当てはまるのであれば、風水知識をお持ちでそれぞれのキャラクターに当てはめていたのではないかと言っても間違いではないのかもしれません。

次回の風水的な「鬼滅の刃の解説記事」は、「鬼舞辻無惨と鉢合わせ、珠世さんと愈史郎と出会う浅草編」を解説したいと思っております。

最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。

では、風水で誰もが幸運になれますように。

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