【花占いの歴史】フランス発祥の起源と世界各地の花占い

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幼少期にこんな占いをしたことはありませんか?花びらを一枚、二枚と、、、好きな人との相性などを占った思い出ありませんか?自分の思いを乗せて一枚二枚と花びらを摘んで行くのです。花たちは自然に生まれた花びらなので、私たち人間の打算で、都合で花びらの枚数を変えることは出来ないのです。

それはあなたがお花を選んで手にとったところからこの花占いは始まっているのです。鳥や蝶が花を選び、引き寄せられるのと同じ様に、あなたも自然に花に引き寄せられるのです。とてもシンプルで、自然の中であなたの気持ちを花びらに委ねる事で、聞きたかったことや自分の見えなかった迷いの答えが見えてくるはずです。

まずは、お花を選び、気持ちを思い描いて、花びらを摘んでいきましょう。きっと自分の、そして知りたかった答えが聞こえます。

花占いとは?

花占いの方法はとても簡単です。まず、花弁(花びら)のとりやすい、お好きな花を選んでください。その花弁(花びら)を摘みながら、占って行くのです。例えば好きな人の気持ちを占うのなら、一枚摘むごとに、『好き』『嫌い』を交互にしていきます。好きな人との思いを占うことが多い占い遊びなんですね。

他にもお互いの想いが実かどうかを両思いに『なれる』『なれない』などを占います。でもこの花占いには決まったルールは存在していないので、占う人それぞれがその時にルールを作ってもいいのです。最後の花びらが占い結果となります。これは全世界で唯一共通の花占いの結果の出し方となります。最後の花びらが『好き』で終わったら、相手は自分を好きと思っていてくれるとなるのです。

反対に『嫌い』となってしまったら、その言葉通り嫌いと思われているとなるのです。この結果は悲しいですが、花占いは遊びや自分の気持ちを確かめるものでもあるので、落ち込む必要はありません。よく考えてみると、花びらの枚数で最後の結果が決まるので、気にせずに楽しんでくださいね。

花占いの歴史と起源

花占いは日本の文化ではなく、世界各地で昔から行われていると言われています。アジア圏でも、ヨーロッパでも、それは世界各地で広がり、占われてきました。お花のある国ならどこでも占えますものね。この花占いが始まった時期ははっきりと知っておらず、解明はされていません。きっと誰かが恋する気持ちを占いたくて始めたのでしょうね。

なんだかロマンチックですね、お花で占い始めたなんて。どの時代でもどこの国でも恋する気持ちは同じなんですね。占い方法も色々ある様で、日本の様に恋愛だったり、その反対にネガティブなものを占っていたりと、その場所で文化によって違うのになっている様です。しかし、元々の発祥地はフランスという説が強い様なんです。

【フランス発祥】花占いは恋愛占いの1つとして誕生!?

お花で占うなんて、なんだかフランスらしいと思いませんか。そのフランスでは花占いがもう少し、具体的なルールがあるんです。『少し好き』『愛してる』『愛していない』など、たくさんの言葉があるんです。好きだけの一つでは収まりきらない気持ちの表現なんでしょうね。恋愛の国のイメージ強いフランスからこんな可愛い花占いができたのもなんだか納得ですね。

フランスでは『Floromancy』や『Anthomancy』と呼ばれています。この言語はラテン語やギリシャ語が由来となっています。花占いは言葉ができ始めた頃から行われていたと考えられますね。その昔、フランスではマーガレットで占っていたんだそうです。そして『花』というものは時間と文化を超えて、魔法や神へとつながるものと考えられてきました。

そのため花占いは、完璧な占いの道具として考えられていたのです。シンプルでありながら、真実を伝える最高の予言として花占いは受け継がれ、今では他の神秘的な方法やテクニックと組み合わせることで占いの信憑性が高まっています。フランスから世界各地へ花占いは広まっていき、それぞれ各地で独自のルールが生まれて行くのです。

現在の花占いは『楽しむため』の占いですので、あまり信じきってしまわない様にしてくださいね。運気は占う人の気持ちでも変わってくるものでもあります。花占いの結果がよくなかったと落ち込んでしまってはもったいないですからね、きっと「たまたま」の結果です。深刻な悩みはこの占いではなく、他の方法で占う方が良いかもしれませんね。

花占いは恋する気持ちや、決めかねている時の気持ちを楽しむ程度に占うと楽しいものかもしれませんね。もしかしたら占いに人類が目覚めた頃から、占われてきたかもしれない花占い。花の持つ神秘は現代の私たちも気軽に楽しめますね。

アメリカの花占い

引用元:Floral Fortune-Teller, by Miss S. C. Edgarton, 1847. Contributed in BHL from the Lenhardt Library of the Chicago Botanic Garden.

アメリカでは花言葉が非常に流行した19世紀には、同時に”花占い”が人気占いの1つとなりました。それを表すのが、文学界での出版物・書籍です。上の画像は、19世記に活躍した作家のサラ・カーター・エドガートン・メイヨー(1819-1848)の著作の1つです。

マサチューセッツ州シャーリーに生まれた彼女は、16歳の時に作家としてのキャリアをスタートさせ途中、地理学と自然科学からスタートした研究は天文学から植物学にまで発展し”花言葉”の書籍やそこから派生して”花占い”の本を出版するまでになりました。
こちらのページで「花占い」の書籍を読むことができます。→Floral Fortune-Teller

引用元:Coloured Language of Flowers.

アジアの花占い

世界には色々なアイテムで占いが行われています。そんな花占いにも、世界の国々によって様々なバリエーションがあるんですよ。その地域ごとのお花を使ったり、伝統や慣習などを取り入れて独自の占いが生まれていくんでしょうね。花占いと一言では言えない奥の深いものもたくさん残っている様です。今回はアジアオリジナルの花占いが残っているので、そちらを詳しくお伝えしようと思います。

【韓国の花占い】カーネーションの花占い

これは恋人との運勢を占い恋占ではなく、それぞれのこれからの人生を占うものです。若い女性たちはカーネーションを使って占います。韓国ではおもにカーネーションを使って占っているそうです。髪に縦にカーネーションを3つ付けます。

上・中・下となる様に付けていきます。この3つのどこの場所につけたカーネーションが一番先に枯れて行ったのか、それが占いの結果になるのです。一番上のカーネーションが一番先ん枯れてしまった場合、それはこの人の人生の後期の頃、、、つまり、人生が晩年に差し掛かった頃に困難が待ち受けていることを暗示しているとなります。

また、真ん中のカーネーションが一番先に枯れた場合は、その人の人生の初期の頃、若時代の頃に難しい問題に出会うかもしれません。そして、一番したのカーネーションが最初に枯れたときは、その人の人生はチャレンジや挑戦といった、挑んだり乗り越えていくことが多くなるとの結果が出ています。

3つの場所によって、どの時期に何が起こるのか、、、心構えができそうです。

ロシアの花占い

引用元:花占い Twitter

花占いは、フランス発祥から地域ごとに少しだけ形を変えて根付いていますが。ロシアの花占いは、非常に特徴的ですね^^この教えてくれた”ロシアの少女”の住んでるエリアだけかもしれませんが。呪ってはいけません。。

花の音で占う

花に音などあるの?と思いますよね。花自体は自ら音を鳴らすことはありませんが、人の手によって鳴らすことができ、その鳴った音で占いをします。この様な時にこの占いが行われていました。若いカップルがいます。しかし、この二人の間には少し問題がある様です。

それは彼が彼女に誠実ではないかもしれないという疑惑です。この疑惑を一枚の花弁に委ねるのです。まず、彼女が彼の手のひらに花弁を一枚載せます。その花弁を載せた彼の手を彼女が叩くのです。その時に花弁(花びら)が立てる音が占いの結果となるのです。もし、なんの音もせず沈黙となってしまったら、彼は彼女に不誠実だったのです。

なんとも面白い占い方ですね。この様に、それぞれの国によってお花を使う占をしているんですね。コンピューターなどではなく、自然の産物であるお花からのメッセージの様にも感じることができます。とてもロマンチックなので、恋人への思いやカップルの関係を占うにはぴったりの売らない方だと思いませんか。花占いは気軽に楽しんで欲しい占いですね。

【花占い】まとめ

花占いの歴史から、各国で流行した花占いの占い方からその流行するまでの背景までご紹介させて頂きました。何気なく楽しんでいた花占いも、その歴史から国ごとの違いやそこから見える文化など知れば知るほど楽しめますね。

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