【風水×玄関の鏡 完全ガイド】玄関と鏡、運気について

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#【風水×玄関の鏡 完全ガイド】

風水で運気を上げようといろいろ調べていると、玄関についての情報が出てきますよね。そして、鏡についての情報もたくさん出てきます。今回は、そんな玄関に置く鏡について「完全版」と言える情報をご紹介します。是非、参考にしていただいて玄関の風水術に鏡を使用してみてください。きっと、全ての運気が良くなりますよ。

風水ポイント

  • 鏡を玄関に置く時の位置についてわかる
  • NGな場合などの対処法がわかる
  • 色や形で鏡を選ぶ参考になる
  • 鏡以外の開運グッズがわかる

【風水×玄関の鏡】風水的な鏡というアイテム

風水で「鏡」は開運に繋がるアイテムの一つですが、間違った使い方をすると逆に運気を下げてしまうことになるアイテムでもあります。風水グッズの中に「八卦鏡」などいろんな種類がありますが、それらを必ず購入しないといけないという訳ではありません。身近にある鏡でも十分、開運の手助けをしてくれるのが鏡のパワーでもあるのです。

そんな鏡ですが、人というのはどうしても欲が出てしまうものです。一部屋にだったり今回であれば玄関になるのですが、何枚も置くというのはよろしくありません。合わせ鏡になったりすることは良くないと昔から言われていることですので、そのようなことをしていないとは思いますが、今回の記事で、鏡というものについても少し再確認してみることをおすすめします。

正しく使用すると「気の流れ」を整えてくれたり、「悪い気を跳ね返してくれる」のが「鏡」ですのでいつも正しい使い方でいたいですよね。今回は、玄関で使用する際の鏡の位置など「鏡」についての疑問を解消できる内容になっているので、是非、玄関で鏡を使用して開運に役立ててください。

【風水×玄関の鏡】玄関に鏡を置くということは?

玄関からは、人の出入りだけではなく、「良い運気も悪い運気」も入ってきます。どうせなら良い運気に入ってきてもらいたいですし、悪い運気には入室をご遠慮願いたいところですよね。玄関に正しい風水的な知識に基づいて鏡を置いていれば、悪い運気を跳ね返してしまう効果がありますので、是非、ご活用いただきたいところなのです。

そして、正しく鏡を使用すれば鏡が運気を増幅させてくれる機能もあると風水では考えているので、間違った置き方などを今回の記事できちんと確認するようにしておいてくださいね。

ここからは、玄関に鏡を置く位置や鏡の形など、「どうしたらいいの?」と気になっていることについて「痒いところに手が届く」情報があるはずですので、是非、風水的に正しい知識に基づいて玄関に鏡を設置してみてください。そうすることで、必ず玄関からは良い運気が入ってきてくれることになりますから。

【風水×玄関の鏡】玄関置く鏡の位置

前に【風水×玄関】の記事にも鏡を置く際の位置などをご紹介しましたが、今回はもっと詳しく鏡の位置や鏡について説明したいと思います。風水でいうところの開運アイテムである「鏡」は、幸運を招くアイテムではありますが、間違った位置に置いたりすることでいろんな運気のマイナスになってしまうので、注意が必要なインテリアでもあります。

まずは、「玄関のどの位置に鏡を置くと良いのか?」「置いた位置でどのような効果があるのか?」「鏡はなんでも良いのか?」などについて説明していきたいと思います。是非、参考にしていただいて開運への一番の近道である玄関での開運アイテムの一つとして鏡を使用してみてください。

【風水×玄関の鏡】玄関の正面

玄関から入って真っ正面に鏡がある場合は、風水的には「良い運気を跳ね返してしまうこと」になるので、いくら玄関を綺麗にキープしていて靴などもきちんと下駄箱に収納したりしていてもそれらの風水術の効果は全く意味のないものになってしまいます。

今の時代は、風水を意識しながら家を建てる人も多く建設会社や不動産会社でも風水鑑定をしている場合もあるので、おそらく、ほとんどの家や賃貸の部屋などで玄関の真っ正面に鏡が元々設置してあることというのは少ないと思います。

お店などに向けた造りではそのようなことがあるかもしれませんが、そうでない場合は、間違った知識や知らずに鏡を玄関から入って真っ正面に設置してしまう場合がほとんどです。

もし、現段階で玄関から入って真っ正面に鏡を置いていたりするならば、せっかく玄関から入ってきてくれる良い気の方を入室拒否しているようなものですので、次の対処法などで対応することをおすすめします。また、鏡が真っ正面に置いていなくても鏡をドアの方に向けてしまっているなどの角度によって玄関ドアが鏡に映るようになっていれば、真っ正面に鏡を設置していることと同類になるので注意が必要です。

【風水×玄関の鏡】真っ正面にある鏡の対処法

外から玄関を開けて入り真っ正面に鏡がある場合、その鏡を移動できるなら即座に移動させてください。もし、鏡が移動できないのであれば、鏡の前に観葉植物を置くというのも良い気を跳ね返してしまうという鏡の効果を無くしてくれます。

鏡が玄関に入って真っ正面にある場合には、生花でも観葉植物でも、なるべく大きめの観葉植物や生花を置くと効果的ですよ。

外から玄関に入って、真っ正面に綺麗な生花や観葉植物の緑があるだけで、家に入った途端真っ先に目に入るものになりますし、生花や観葉植物がある場所に良い運気が集まっているので、玄関から入ってきた良い運気があなたの帰宅の際に生花や観葉植物と共にお出迎えしてくれると考えてみると効果の程がわかると思います。

例え、鏡を隠していないとしても鏡の前に生花や観葉植物があるだけで衝立と同じような意味合いになりますので、簡単な方法だと思います。

または、鏡を布などで覆えるなら覆ってしまっても問題ありません。真っ正面にある鏡を移動できないのであれば、隠してしまえばいいんです。大きめの布などを鏡が完全に隠れるように両面テープなどで貼ってしまうことも有効です。

他には衝立を置いて鏡を隠してしまうなども有効ですので、可能な方法を試してみてください。

とにかく、玄関から入って真っ正面に鏡があるという場合は、運気を下げてしまうことになるということを覚えておいてくださいね。

【風水×玄関の鏡】玄関の左側

玄関の左側について、まずは、しっかり把握する必要があります。「玄関から入って左側」とも言えますし、「玄関ドアを家の中からみて左側」とも取れますので、ここでの「玄関の左側」とは後者の「家の中から玄関ドアをみて左側」というようにします。「外から玄関ドアを開けて右側」になりますので、混乱するかもしれませんが、間違えないようにしてください。

この玄関の左側に鏡を設置するということは、風水的には開運に繋がる鏡の置き場所になります。何の運気に関係するのかというと「金運」になります。「金運」の中でも「財」についての運気がアップすると言われているので、「金運アップ」や「財運アップ」を求めているなら、「家の中から玄関ドアに向かって左側に鏡を置く」ようにしてみてください。

【風水×玄関の鏡】鏡を玄関の左側に設置するなどの対処法

玄関の左側に鏡を置くスペースがないのにどうしても鏡を飾りたいという場合は、例えば、下駄箱の扉に鏡を貼り付けたり、壁であれば壁に鏡をかけるなどの方法でも大丈夫です。家を出る前の身だしなみチェックという意味合いも鏡にはあるので、玄関に鏡があって損することはありません。

そして、鏡を設置するなら、その鏡は常に綺麗にしておく必要があります。鏡というのは家中のどこの鏡でも女性であれば持ち歩いている鏡でもそうなのですが、曇っていたり汚れがついたままであったりすることは、鏡の風水的な効果が薄れてしまうものになるのです。玄関に設置する鏡も同様、汚れなどがついたままにならないように常に拭くなどして綺麗な状態をキープしておくことが、良い運気をもたらすきっかけになります。

鏡は日が当たると光り輝きますよね。「金運」は特に光り輝くものが大好きで光り輝くものに近寄ってくる習性があるというポイントを押さえておけば、どの場所の鏡であっても他のものであってもピッカピカにしておくことで、金運に効果がある運気がそのピッカピカに光り輝く物に寄ってくるのです。

また、鏡というのは映っているものや運気を増幅させる効果があると風水では考えられています。これは、鏡ということに関して風水的な視線からすれば、とっても重要なポイントですので、忘れずに覚えておいてくださいね。

【風水×玄関の鏡】玄関の右側

「玄関の右側」については、以前の【風水×玄関 完全ガイド】の記事でもご紹介したように、OKという説もあればNGという説もある厄介な場所です。前の記事では玄関の右側(家の中から玄関ドアをみて右側)は、置かない方が良いという結論を出しました。それは、OKとNGが混在する説があるのであれば、OKな説しかない左側に鏡を置くのがベストだという判断からです。

では、玄関の右側に鏡を設置するOKな説とNGな説をもう一度みていきましょう。

まず、玄関の右側に鏡を置いてOKな説は、「人間関係運」に効果があると言われていて、NGな説は「怪我や事故などの災いがある」という説です。

調べていくと、方位や四神相応や四神獣との関係があるようです。「右側は白虎の方位で、鏡があると家族に事故などが起きる」などのように言われている説がNG説の内容に多いものなのですが、本来、風水でみる方位(方向や方角)は、今まで我々が目にしている地図の方位とは逆になります。

南が上になり北が下となるので、当然東西も逆になるというのはお分かりですよね。その方位に四神相応などの考えがプラスされることになっていたりするのです。

その辺を頭に入れておいて、玄関の右側に鏡を設置するかどうかは考えていただきたいです。

【風水×玄関の鏡】玄関の右側に鏡ということについての対処法

「家の中から玄関ドアをみて右(外から玄関に入って左側)に鏡を設置することでのNG説が気になるけど、どうしても鏡を設置したい」という人は飾ってみるのも一つの手だと思いますが、人間関係運がアップできる場所というのは他にもあります。例えば、収納などを見直して断捨離をしたり、トイレや寝室、リビングなど他の場所でも綺麗にしておいたり整理整頓などをするという基本的な風水術をすることで人間関係の運は上げることができます。

その辺を考慮して、それでも家の中から玄関ドアをみて右側(外から玄関に入って左側)に置きたいというのであれば、試してみてください。もしかしたら、あなたにとっては良い開運法になるかもしれませんので。

やはり、NG説が気になるという人は、無理に鏡を飾る必要はありません。絶対に飾った方が良いという訳ではなく、鏡というアイテムが運気アップに繋がるといういわゆるインテリア風水の一貫になることですので、これまでの記事でも述べたように「自分の感性を信じて実践するか否か」を判断してください。

【風水×玄関の鏡】本来の方位の見方

元々、風水は古代中国で考えられたものが日本に伝わり、日本で独自の発展をしたものですが、風水という大きいカテゴリーで考えると方位(方向や方角)の見方は、地図の上方が北ということに慣れている現代人には戸惑うところがあります。それは、先ほども述べたように北と南が逆になっているのが風水の見方だからです。

風水ができた時というのは皇帝が中心となって考えられ、皇帝から見て右側か左側かというのが大事な風水ということになるので、皇帝から見て右側というのは、一般人からすれば左側になるのです。この辺を間違うと大変なのでじっくり頭の中で整理してくださいね。

本来、皇帝から見て右側というのは南北が逆になるので「西」ということになり白虎の方位になりますが、一般人は皇帝と同じ場所からは当然見ることは許されませんよね。そして、皇帝から見て右側は一般人から見ると左側になります。

まだ、私の知識では確定とまではいきませんが、おそらく、その見方の違いが今日まで正しく伝わったりしていなかったり間違っていたり混乱したりしていて、右も左もゴチャゴチャになってしまっているのではないかと推測します。

例えば、京都に左京区と右京区の地名がありますよね。それも地図で見ると北が上の地図が当たり前の現在では、左京区は右側にあり、右京区は左側にあります。風水が平安時代に伝わってきた頃は、まだ、正しい風水の方位の見方で行われていたからだと思いますし、どこでどう違ったのかというのは推測でしかありませんが、風水的に方位を見るときは上下左右逆でなくてはならないものなのです。

「背」という文字で説明した方がわかりやすかもしれませんので、もう少しお付き合いくださいね。「背」という文字は「北」と「月」になっていますよね。「北」は方位の北になりますし、「月」は漢字では体を表していますよね。そうすると「北が後ろにある方向をみていることが『背』を向けていること」ということになるとは思えませんか。

皇帝の目線というのは、この「背」の字で表していることそのものですので、本来の風水の方角や方位などの見方はこの「皇帝の目線」ということになりますので、頭に入れておいてくださいね。

【風水×玄関の鏡】鏡を右側に置くことの良し悪しについて

本来の風水での方位(方向や方角)の見方がわかったところで、玄関の鏡へと話しを戻しますが風水の情報などにある「玄関に入ってから右などの見方をどういう風にしているのか?」というところに目を向けてみると良いと思います。先ほどの説明にあった「皇帝から見た方位で考えているのか?」「一般人から見ていることを言っているのか?」そして、「右と左で四神獣の何を表していると言っているのか?」というところです。

ややこしくなってきていると思いますが、冷静にじっくりと整理してから読み進めてくださいね。

では、「玄関ドアを家の中からみて右側(玄関を入って左側)に鏡を置くのは白虎の方位なので、怪我や事故などが起きることになりよくない」というNG説を例に考察してみましょう。

白虎というのは方位では西を司る獣になります。玄関ドアを家の中から見て右側が白虎ということは、玄関ドアがある方角が南で右側が西になり、皇帝目線で玄関ドアを見ているとになるということはご理解いただけますよね。

では、「四神獣は運気に関する獣だから、玄関ドアを家の中から見て右に鏡を設置しても全く問題ないのではないか?」と感じるかもしれませんが、白虎というのは四神獣の中で一番歳をとっているという説もあります。

一番歳をとっている獣ですから、怪我などの事故は歳をとっているということを考えれば十分考えられることだと思いませんか?鏡は気を増幅させる装置の役割をしていると風水では考えています。白虎の「一番歳を取っている」というところを増幅してしまうのであれば、当然、玄関ドアを家の中から見て右側に鏡を設置していれば、いくら運気に関係がある四神獣の方角の一つだとしてもあまり良いと考えることは難しいのではないでしょうか。

そして、OK説にある玄関の右側(西の方位)が人間関係の運に関係しているという説は、人間関係運は西の方位ですので間違いではありませんが、白虎を当てはめたりするなどをしていないということも考えられます。

【風水×玄関の鏡】間取りなどが関係してくる方位

そもそも、玄関という場所で風水的に良し悪しを考えるのであれば、間取りから入るべきではないかと思います。その家の全体の間取りを見て、玄関がどの方向を向いているのかなどのチェックをしてから、玄関ドアを家の中から見て右が西だから白虎の方角なので、鏡を置くと怪我や事故が多くなるなどになれば、納得がいくと思うのです。

そうではなく、玄関ドアを家の中からみて右側が白虎の位置になるのでNGということになると、どの家にも当てはまるということになるのかどうかの説明がない場合、疑問に思うことになってしまうのではないでしょうか?どの家も右側が白虎となるのであれば、どの家のドアも必ず南を向いていることになるのではないでしょうか。

また、位置的なものや方位(方向や方角)については、皇帝からの目線なのか一般人からの目線なのかそれとも皇帝と一般人の目線がごちゃ混ぜになってしまっているのかなど、そういうところが鏡を置く位置の伝え方などのミスや理解が不十分であったためにOKとNGが混在してしまっているのではないかと推測できはしませんでしょうか。

また、「風水」と一言でいってもいろんな流派のようなものもあります。日本の風水は以前の風水の歴史の記事でご紹介したように日本に伝わってから日本独自の風水へと進化したものです。日本の土地で風水を実践するのであれば、日本用にアレンジされた日本風水の方が良いのではないかと私は思います。

日本で中国の風水を実践するというのも間違いではありませんし、台湾の風水や韓国の風水などいろいろある風水のどれをやっても問題はないはずです。なぜなら、風水は環境学だからです。人がいる環境が運気を左右するものなのですが、日本で中国や他の国の法則が全部合致するというのは100%ではないような気がしてなりません。

これは、日本で日本独自の進化をして「日本風水」として確立されていて、何百年も日本に影響を与えている日本風水を実践するのが一番なのではないかという私の個人的な意見と提案です。玄関ドアを家の中から見て右側(玄関から入って左側)を吉とするのか否とするのかは、もしかしたら他国の風水ではOKなことであったかもしれませんし、伝承などがどこかで間違ったりしてしまったのではないかと考えるのが妥当ではないかと私は思うのです。

伝言ゲームが簡単にはいかず、どこかで間違えて伝言してしまうかのように、どこかで間違ってしまっているのかもしれませんし、伝え方の違いで誤解などをしてしまっているだけかもしれません。ですので、OKとNGの説が存在してしまうのではないかと私は思います。

【風水×玄関の鏡】結論は?

最終結論として結論付けたいところなのですが、ご自身の感性を信じるのが一番の開運方法であり、風水だという気が私はします。いくら「これが良い」などと説明したり紹介しているのをみたり紹介されたりして、いざ実践してみて「何かが違う?」や「違和感がある」のであれば、それはあなたにとって開運法になるとは思えないからです。

鏡を置くのが右でも左でもご自身が良いと感じ、実践して運気が上がるのであれば問題ないですし、実践してしばらく経っても全く効果などが感じられない場合は、他の要因も考えつつ、「間違っているNG風水だった」や「自分には合わない開運方法だった」と見極める方が良いのではないかと思います。

玄関ドアを家の中から見て右側(玄関を入って左側)に鏡を設置するのが良いのか悪いのかの結論を出せずに申し訳ございません。なかには左右どちらであっても鏡を玄関に置くこと自体をNGという説もあります。こうなってしまうと、どれを信じるかは、自分の感性に任せるのが一番の開運法であると私は思います。

ただ、玄関ドアを家の中からみて右側(玄関から入って左側)に置くというのは、ほとんどの風水情報で良しとされている方法ですし、資格のテキストにもそのようにあるので、「信じて間違いはない」と考えるのが妥当ではないかと思います。

そして、玄関の右側は事故や怪我が多くなるなどの情報があるということも忘れないでいただきたいポイントです。もし、玄関の右側に鏡を設置して事故や怪我が本当に多くなってしまうのであれば、NG説が正しいという証明にはなりますが、事故や怪我という不吉なことが起こってしまうということになりますので、自己責任でお願いしたいです。

私は、玄関ドアを家の中から見て右側に鏡を置くということは、おすすめしません。その理由は、「NG説とOK説が混在している」ことやここまで述べたことのようなことが考えられるからで、普通であれば混在していない説だけのはずだと思うからです。

都市伝説のような締め方になってしまいますが、信じるか信じないかは・・・・。

【風水×玄関の鏡】鏡の形はどういうものが良いの?

風水の開運グッズとして販売されている鏡には、八角形のものがあります。その名称は「八卦鏡(はっけきょう)」と言います。この「八卦鏡」は三種類あり、「凹面鏡」「凸面鏡」「平面鏡」という名称で販売されている筈です。

「凹面鏡」は、悪い気を集めてその悪い気を無効化してくれる効果があり、「凸面鏡」は悪い気を跳ね返してくれます。そして、「平面鏡」というのは陰陽のバランスを整えてくれる効果があります。

それぞれで、置く場所というのが変わってくるので、玄関に八卦鏡を置く場合は、玄関の位置や玄関の先に何があるのかなどを見極める必要があります。

結構、高度な鑑定が必要になってくるので、八角形の鏡でこの三種類はもっと知識などが増えてからや風水師に鑑定してもらってからの方が良いと思います。

この八卦鏡ではない八角形の鏡というのもありますので、八角形の鏡が良いというのであれば八卦鏡ではなく普通の八角形の鏡の方がおすすめですよ。

他にもいろんな形の鏡があるというのは説明するまでもありませんが、どの形が風水的に良いかという説明は非常に困難ですので、ご自宅の玄関に合う鏡を感性で選ぶことをおすすめします。一番無難なのは八角形ですが、楕円形でも良いですし丸や四角、長方形などなどたくさんありますので、今の玄関に合ったデザインで気に入ったものを設置するようにしてくださいね。

【風水×玄関の鏡】鏡のサイズは?

では、「玄関に置く鏡のサイズはどのくらいが良いのか?」と思われている人も多いと思います。その辺は正直に言いますと、自宅の玄関に合わせるのがベストです。よく、大きい鏡が良いとか小さい鏡が良いなどこちらについてもいろんな情報がありますが、私がおすすめするのは、自宅の玄関とのバランスを考えての大きさにすることで全く問題ないと思います。

大きい鏡でも小さい鏡でも良い運気を増幅してくれることに変わりはありませんし、他の記事でもお伝えしてきたように風水というのは「バランス」を考えておくものでもあるので、鏡のサイズを選ぶ時は気に入ったもので、尚且つ玄関とのバランスが取れるサイズの鏡が良いと考えます。確かに大きい鏡が良いということもよ〜くわかりますが、自宅の玄関によっては大きいのは難しい場合もあると思うからです。

可能であれば大きい方が良いのかもしれませんが、玄関とのバランスを考えると大き過ぎる場合は無理に大きい鏡にする必要はないと思います。一人暮らしであれば大きい鏡は可能かもしれませんが、家族がいるご家庭では難しい場合もあると思いますし、その逆も然りです。ですので、自分の感性に頼ってサイズなどを選び設置してみてください。

玄関のサイズと鏡のサイズのバランスをじっくり考えていただいて、玄関に鏡を置いた時の玄関全体のバランスなどを考慮してサイズを選ぶ方が、設置した後の見た目も絶対に良いはずです。

例えば、リビングの中央に小さい掌サイズの観葉植物を置いてもバランスが悪く「なんか違う」というように感じるように、その玄関にはその玄関にぴったり合うサイズというものが必ずあるはずですから、その辺は「バランス」というものを考えて、頭中でイメージしながら選んでください。

他には、小さい鏡は設置しない方が良いとかこれもいろんな説がありますが、ご家庭の玄関のサイズや造りなどでおける鏡のサイズも限られてくると思いますので、その辺も感性にお任せすることをおすすめします。一番良いのは、鏡を置いた時の玄関全体のバランスなどを考えることだと思うので、頭に入れておいてくださいね。

【風水×玄関の鏡】風水を実践する際の感性について

ここで、少し「感性」について考えてみたいと思います。風水ではないとしても人から何かを勧められたり、ショッピングなどで良いと思って購入したものであったり、何でもなのですが、買ってみたりして「何か違う」という「違和感」のようなものを感じたりすることってありませんか?

それは、勧められたものであってもそうでなくても何にでも当てはまるものなのですが、「何か違う」と感じるのであれば、それは、あなたにとって良いものではないと思ってもらってほぼ間違いはありません。人間の感性というのは、驚くほど正確な場合が多いのです。

いくら、人から「これが良い」と勧められて実践したとしても「何か違う」などと感じるのであれば、あなたに合うものではないのです。ですので、心と体で「違う」と感じてしまうのです。相性のようなものでも同様です。そして「バッチリ合う」と感じる時というのは「テンションが上がる」や「高揚感がある」などの感覚が何かしらである筈です。

そうでない場合は、ほぼ合っていないと判断しても良いと思います。もしくは「違和感などがある」のであれば、その感覚を大事にして「この違和感は何が原因なのか?」というのを考えてみてください。例えば、玄関の鏡であっても鏡が原因ではなく玄関の間取りやサイズ、鏡の周辺の物などいろんな要因があっての「違和感」の可能性もある筈だと思うので、その辺の「違和感」の元を見極めることで「違和感」を感じなくなることもあります。

人間は、野生動物のような感覚は持っているようで持っていなかったりすると思うのですが、自分の心や体の声に耳を傾けるということも開運方法の一つである風水には大事なことだと私は思います。

もちろん、自分が直感的に信じられるのであれば、それで全く問題はありません。自分の直感や感覚、感性などの感覚というものを大事にすることが開運への近道でもあると私は思っていますので、その辺をじっくり考えてみてください。

【風水×玄関の鏡】鏡の縁の色

そして、鏡の縁もたくさんの種類があるものですので、気に入ったものを選ぶのがベストなのですが、ここでは「色」に焦点を当ててみたいと思います。

簡単に色について表にしてみるので確認しておいてください。

活力・情熱・野心仕事運
調和・安定・順応人間関係運
冷静・純潔・理性仕事運
陽気・温和・知性金運
オレンジ寛容・勇気・社交性縁に関する運(恋愛運や人間関係運など)
ピンク愛・喜び・若さ恋愛運

色だけで考えると上の表を参考にしていただいて、鏡の縁の色や自分の五行の色などに合わせたり、運気を上げたいものについて強化する意味合いを込めて選んでいただくと良いと思います。

【風水×玄関の鏡】鏡の前に生花や観葉植物を置く

ここで、玄関に鏡を設置する際に更にその効果を倍増させる方法をご紹介します。とは言っても少し述べたので真新しいものではないのですが、「鏡の前に生花や観葉植物を置く」または「鏡に生花や観葉植物が映るようにする」ということです。

もう、説明の必要がないくらい述べてることではありますが、生花や観葉植物がある場所には良い運気が集まり、鏡というのは良い気を増幅させてくれるものです。それが鏡の前にあったり、鏡に映るようにしていると間違いなく良い運気が倍増するという図式になるので、鏡の前や向かい側などに生花や観葉植物を置いてみてください。

イメージしてみて欲しいのですが、玄関を開けて帰ってきます。玄関に入った時に真っ先に目に入るのが生花や観賞植物と鏡であれば、目にしたものというものに人は影響を受けるものですので、帰宅直後に良い運気に包まれるということになるのです。玄関は全ての運気に関係のある場所です。

鏡を玄関から入って右側に置いて金運ですし、生花や観葉植物にはいつも綺麗にしているなどの努力が報われるくらいの良い運気が集まっていてあなたの帰りを待っているようなものなのです。そして、帰宅直後に良い運気に出迎えてもらえるという贅沢なことになるのがこの開運法ですので、是非、試してみてくださいね。

【風水×玄関の鏡】玄関に置くと良いパワーストーンや開運グッズ

玄関は全ての運気に関係する場所で、風水術をするのであれば基本中の基本の場所ですが、鏡を設置したりする時に開運方法の一つとして頭に入れておいて欲しいのが、鏡に写るものが良い運気を呼び込むものであれば尚良しということです。

そこで、ここでは玄関においても良いパワーストーンや開運グッズなどについてご紹介したいと思います。

【風水×玄関の鏡】玄関に置くパワーストーン

玄関にパワーストーンを置くというのも開運方法の一つで、鏡を設置しているなら鏡に映り込むようにして置いて欲しいのですが、実は、玄関や家にパワーストーンを置くというのは難易度の高いものになります。

要石というのを聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、例えるなら家に設置するWi-Fiの無線LANルーターのようなものになります。これを置くと家がパワースポットになったりするのですが、置く場所がどこでも良いというものではありません。

間取りと方位磁石などを使って適切な場所を割り出さなくてはなりませんので、鑑定などの知識を得たり鑑定してもらってからにしましょう。

では、玄関に置くパワーストーンでおすすめなのは、クリスタルの置物などです。クリスタルは光を集めて反射・拡散してくれる性質があるので、玄関にはおすすめの開運アイテムです。水晶=クリスタルですので置く物タイプの物でも良いですし、壁や天井に掛けられるタイプの物であれば、玄関ドアに掛けることも可能になるので、ドアの開閉の度に光が反射・拡散してくれるので運気アップになりますよ。

いずれ、パワーストーン風水についても記事にしますので、その時に要石についてもきちんと説明させていただくので、ご期待くださいね。

【風水×玄関の鏡】ドアにかけるドアチャイム

ドアチャイムというのはピンポンとなるドアチャイムではなく、鈴のように音が鳴る物になります。それを玄関ドアに取り付けて開閉の度に綺麗な音が鳴るようにすれば、玄関には良い音と共に良い運気が入ってきてくれる効果があります。いろんなタイプのドアチャイムがありますので、ご自身が気に入った音色やデザインなどのしてくださいね。

言霊というのは聞いたことがあると思いますが、音霊というのもあるんです。良い音がするところには良い運気などが集まりますから、玄関に良い音をさせてくれるドアチャイムがあれば、最強な開運グッズになるはずです。これからの時期は、風鈴をつけるという方法もあると思います。季節によっては効果絶大ですから風流を意識してみても良いかと思います。

気になった人は、是非、試してみてくださいね。

【風水×玄関の鏡】鏡について

鏡は、古来から特別なパワーがあるというように考えられてきましたし、三種の神器には鏡が入っているように、とてもパワーが強く神聖なものでもあると考えておいて損をすることはありません。特に風水術を実践しようとするのであれば、鏡は疎かにして良いものではないので、鏡についての認識を改めてみてください。

数々の物語でも鏡というのは重要なアイテムになっていたりもしますし、風水では開運アイテムの一つでもある鏡は、古来からとても重宝されているものなのです。

石を磨いて鏡様にしたりとその歴史は古く、今では当たり前になっている鏡ですが、使用方法を間違うと風水では運気を下げてしまうことになります。

また、怪談話などでも鏡は使われますし、寝室で寝姿が鏡に写ると最凶とも風水では言われています。これは間違った使い方の代名詞みたいなものですが、鏡を正しく使うことで良い運気を増幅させてくれて、良い運気を集めてくれるものですので、鏡は大事なもので神聖なものという認識を持ち、風水術と組み合わせることで必ず、あなたにとって良い運気を運んでくれるものなのです。

そういうところを意識してみて、正しい情報を得てから鏡を開運アイテムとして使う様にしてくださいね。

【風水×玄関の鏡】まとめ

いかがでしたでしょうか?玄関に設置する鏡について、モヤモヤしていたことなどが払拭できたでしょうか。

風水的には鏡というのは良い運気を集めてくれて、それを増幅させてくれるものですが、間違った使い方をすると運気を下げてしまうことになるので、注意が必要です。

せっかく、風水術で開運するようにしているのですから、運気を下げてしまわないようにしましょう。運気が上がる方法で鏡を使っていれば、鏡に写るあなたはきっと光り輝いて映るはずですので、運気がアップしている証拠として認識できるはずですよ。

では、風水で誰もが幸運になれますように。

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