【西洋占星術(ホロスコープ占い完全ガイド】相性占い「エレメント」と「アスペクト」

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西洋占星術ホロスコープ占い)の相性を見る際の大事なポイントは「エレメント」と「アスペクト」です。

「エレメントの相性が良いから」、「アスペクトの相性が良いから」だけでその人たちの相性全てが分かる訳ではありません。しかし、この2つが分かるだけで基本的な相性は見て取れます。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】エレメントによる相性の基本

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】良い相性、悪い相性について

西洋占星術ホロスコープ占い)の相性の良し悪しは「エレメント」の相性を見ます。

エレメントとは12星座を「火」「土」「風」「水」の4つのタイプに分類したもので、これを『四元素』と言います。

「火」エレメントは牡羊座・獅子座・射手座、「土」エレメントは牡牛座・乙女座・山羊座、「風」エレメントは双子座・天秤座・水瓶座、「水」エレメントは蟹座・蠍座・魚座となります。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】最高の相性

相性ぴったりな関係はずばり「同じエレメント」同士です。

火と火、土と土、、、という事です。同じエレメント同士という事は、備わっている基本的な価値観が同じという事です。もちろん、似たもの同士だからこそぶつかる事もあるので『エレメントが同じ=相性抜群』という図式が100%成り立つ訳ではありません。

しかし、根本的な価値観が同じであれば「なんで?」となる部分も少ないため、理解し合える関係でしょう。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】仲良しな相性

エレメントは違うけど、お互いの違う部分が相乗効果に繋がる関係です。

その関係とは「火と風」「土と水」のエレメントの相性です。

「火と風」の関係はお互いを刺激し合い、前へ前へと進める関係です。

火は風に勢いを与え、風は火に情報を与えてくれます。

「土と水」の関係もお互いに無い部分を補い合えます。

土も水も勢いがあるエレメントではありませんが、土の持っている安定感と水の持っている情緒的な部分がお互いに安心感のある関係性を育んでくれます。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】可もなく不可もない相性

お互い大事にしているポイントが違うため、ぶつかる事も少なく、でも共感する事も少ない相性です。

それは「火と土」、「風と水」です。

土の安定志向は火の勢いを止めてしまいます。風の勢いは水の感情に波を立てます。

お互いの良い所をうまく自分に取り入れる事が出来れば良好な関係ですが、思いやりの気持ちが欠けている場合、「なんかテンション下がるな…」と徐々にフェードアウトしてしまう可能性があります。

人生の方向性が違うので全てを分かり合う事は難しい相性ですが、理解し合う気持ちを持てば、その分学びのある関係になれるでしょう。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】悪い相性

ここで言う「悪い相性」というのは「理解し合えない相性」、つまりエレメントが正反対の相性です。

正反対とは具体的に「火と水」、「土と風」です。

「火と水」はお互いに感情を大事にするエレメントです。こういうと相性が良いように感じますが、ゆっくりと気持ちを育みたい水属性に対し、火属性は自分のペースで感情を表現します。その温度差によって関係が崩れてしまう事があります。

「土と風」は感情よりも情報や目に見える事実を大事にするエレメントです。こちらも似たもの同士で相性が良いように思えますが、土は変化を嫌い、風は変化を好むという真逆の性質を持っています。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)】アスペクトによる相性の基本

アスペクトとは星と星とが作る角度の事です。

天体同士がどういうアスペクトを作るかによってその天体の特徴が強調されたり、また、違う要素を含んだりするのです。つまり、アスペクトを知れば更に深くホロスコープを読み解くことが出来るのです。

アスペクトには「メジャーアスペクト」と言われる、星詠みをする上で大切な角度が5種類あります。その中でも更に「ソフトアスペクト」と「ハードアスペクト」の2種類に分類されます。

ソフトアスペクトは天体同士が穏やかに影響し合う角度、ハードアスペクトは天体同士が激しく影響し合う角度です。では、それぞれのアスペクトについて説明していきます。

ソフトアスペクト

【0度】

「コンジャンクション」または「合」とも言われるアスペクトです。

天体同士がぴったりとくっついた状態を指し、一番影響力の強いアスペクトになります。

【60度】

「セクスタイル」と言われるアスペクトです。

適度な距離感で刺激し合うため「友達アスペクト」とも言われます。

セクスタイルはエレメントの「火×風」「地×水」の関係で成り立つため、そもそもの性質は違います。ですが、分かり合えない訳ではないので、お互いに意識していく事で高め合っていける関係です。

【120度】

「トライン」と言われるアスペクトです。

セクスタイルと同じような関係性ですが、トラインは「同じエレメント」で成り立つため、意識せずとも盛り上がれる相性です。発展性があると言うより、地元の友達のようなリラックスした関係です。

ハードアスペクト

【90度】

「スクエア」と言われるアスペクトです。

スクエアは、エレメントも違えば似た性質も持たない同士なので、お互いが異質な存在に感じる関係になります。異質すぎて意見も噛み合わず、ぶつかる事も多い相性です。理解し合うためには相当の努力が必要となります。

【180度】

「オポジション」と言われるアスペクトです。

オポジションは天体が真反対に位置するため、良くも悪くも常に相手に見張られています。

相手の事を最も客観視出来る位置にありますが、持っている性質も真反対なので「気になるけどなぜか緊張する。。」と感じる相性です。ついつい気になってしまう相手なので、恋愛においては発展性もあるとされています。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)の結婚相性】太陽星座と月星座の相性

太陽星座が司るのは「人生の目標」、月星座が司るのは「プライベートな自分」です。つまり、太陽星座と月星座というのは人格形成においてとても重要な星座なのです。ホロスコープでは、太陽と月の相性の良し悪しから結婚相性を読み解いていきます。

相性の読み方としてベースとなるのは先ほど説明した「エレメント」と「アスペクト」です。例えば、「太陽星座が牡羊座・月星座が天秤座」の男性と「太陽星座が水瓶座・月星座が射手座」の女性がいたとします。この場合、

・お互いの太陽同士はセクスタイル(60度)

・お互いの月同士もセクスタイル(60度)

・男性の太陽から見た女性の月はトライン(120度)

・女性の太陽から見た男性の月もトライン(120度)

と、どれもソフトアスペクトで調和の取れた相性になります。人生観も合い、自宅でもお互いリラックスして過ごせる関係は結婚相性としてぴったりです。反対に、これらのアスペクトがハードなものばかりだと衝突も多く、穏やかな結婚生活は送りづらいでしょう。

【西洋占星術(ホロスコープ占い)の恋愛相性】金星星座と火星星座の相性

太陽星座と月星座が「結婚相性」に対し、金星星座と火星星座からは「恋愛相性」を読み解けます。金星星座と火星星座が司る意味は男女によって異なります。男性の金星星座が司るものは「好きな女性のタイプ」、火星星座が司るものは「アプローチの仕方」です。

女性の金星星座が司るものは「好みの愛され方・愛し方」、火星星座が司るものは「好みの男性のタイプ」です。男性は金星星座にマッチする女性を好きになり、火星星座を使ってアプローチします。

反対に女性は、火星星座にマッチする男性を好きになり、金星星座を使って愛情表現をするのです。

例えば、「金星星座が蠍座・火星星座が牡羊座」の男性と「金星星座が牡羊座・火星星座が魚座」の女性がいたとします。この場合、

・男性の金星から見た女性の火星はトライン(120度)

・女性の金星から見た男性の火星はコンジャンクション(0度)

と、調和の取れた相性で、とても自然な流れで恋愛関係に発展します。

ただし、金星はあくまで受け身な星で、恋愛を発展させるためには火星の力が必要となります。

どちらかの火星星座が働きかけないと恋愛はスタートしません。

「アプローチは男性からするもの。。。」と待っていても、自分から動くことが苦手な固定宮星座(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)や相手の出方を伺う柔軟宮星座(双子座・乙女座・射手座・魚座)を火星に持つ男性の場合、思ったように進んでいかないかも知れません。

そういう時、相手の金星・火星と自分の金星・火星を知っていれば「最初のアプローチは私からした方がいいかな?」「これは彼(彼女)なりのアピールなんだな!」という事も見えて、スムーズに恋愛が進められますよ。

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