タロット占いといっても、何百種類もありタイプもそれぞれ特徴があるタロットカード。どれを選んだらいいか、何から始めばいいのか悩む方も多いと思います。ここではタロットカードの選び方やリーティング方法まで、初めてだけどタロットカードを使ってみたい人に向けて、カードを初めて手にした時からできる占いの方法をご紹介していきます!
タロットカードとは?
魔力が込められたカードとも言われ、今では占いには欠かせないアイテムにもなっていますよね。多くの占い師も愛用しています。
- タロット占い(タロットカード)歴史
諸説あるタロットカードの起源でルーツはトランプとも言われていますが、前身となっているのはイスラムのマムルークカードプレイングカードだそうです。
詳しくはこちらのページを参照してみてください。
- タロット占い(タロットカード)種類
タロットカードは、22枚の大アルカナ、56枚の小アルカナの78枚のカードで出来ているものが主ですが、枚数に決まりもありません。世界中で数百種類が発売されています。ベースになっているものが「マルセイユ版」と「ライダー・ウェイト版」です。マルセイユ版は歴史が古く小アルカナが数字のみになっているため、初心者には少し難しいカードになっています。
「ライダー・ウェイト版」は大アルカナと小アルカナを含めると全部でカードは78枚。すべてのカードが意味を持つ絵柄になっていて、初めてでもイメージしやすく出来ているのでリーディングが簡単なのが特徴です。
タロットカードの使い方
タロットカードは気軽に自分なりの占い方を楽しむことができるアイテムです。基本を覚えることで、バリエーションを増やすことができます。
- 質問を決める
タロットカードは清々しいくらいはっきりとしたアドバイスがもらえる占いです。質問が詳細で分かりやすいほどリーディングしやすくなります。質問の内容がいまいちはっきりしない時や、悩みの内容がぼやっとしている時はカードも答えを導くことに困ってしまいます。慣れてくると、ぼんやりとしたことでもカードを引きながら問題点を見つけ出せるようになってきます。
- タロットカードのシャッフル方法
声には出さず頭の中で質問をしながらシャッフルしてみましょう。シャッフル方法はカードの裏面を上にしてテーブルに広げ、自分でここと思うところまで好きなだけシャッフルします。
シャッフルが終わったら、カードをひとつにまとめます。
- タロットカードのカット方法
シャッフルをした後にカードをひとつにまとめ、そこから3つに分けます。好きなように順番を並び替えカードをひとつにし、ピンときた方を正位置として決めると結果が見えやすくなります。
- タロットカードの展開方法(並べ方)
カードを並べていくことをスプレッドと言います。質問に合わせて、基本を覚えればオリジナルまで可能性は無限にあります。最初は1枚、または3枚の少ない枚数で慣れていくと楽しくカードを読むことができるようになります。
・ワンオラクル
タロットカードの基本になっている占術が「ワンオラクル」です。カードを1枚だけ引いて占う方法です。シンプルなので「相手の気持ちを知りたい」等、明確な方がカードが読みやすくなります。複雑な質問が苦手でシンプルな質問をするのに適している「YESNO占い」や気になる日々を覗き見る「今日の運勢」を大アルカナだけで占うのにも向いています。
並べてもよし、山から選ぶのもよし、とにかく好きなところから1枚だけ選びます。ピンときた1枚を引き占うため、質問は簡単なものが良いでしょう。そうすることで答えやアドバイスが導き出されます。ひとつの質問に対して一つの答えが返ってきます。たった1枚のカードの中にたくさんのメッセージが詰まっていることもあります。カードからのメッセージを逃さないようにみていきましょう。
まずは正位置と逆位置を気にせず、カードの意味とインスピレーションでリーディングしてみてください。真っ直ぐな気持ちを大切に、カードを引いてみましょう。
・スリースプレッド
ワンオラクルでカードを覚えてきたら、3枚を使って占うスリースプレッドをやってみましょう。
タロットカードを、シャッフルしてカットしたら上から1枚づつ、左から順に置いていきます。意味は左から「過去」「現在」「未来」になります。カードの持つ意味と合わせインスピレーションに重きを置いてリーディングすると、より深く読めるようになっていきます。
スリースプレッドはたった3枚ですが深いメッセージをくれることがあり、いくつものアレンジ方法があります。例えば左から「現在の状況」「自分の取ろうとしている行動」「自分が望んでいる結果」と出すこともできます。まずは自分の状況を理解してから、改めてシャッフルして3枚出し、過去から順番に読み解くと3枚でもより深くリーディングすることができるかもしれません。他にも「1ヶ月後」「2ヶ月後」「3ヶ月後」のように、質問は自由に占いが楽しめます。
タロットカード読み方
全て違うイラストが描かれていて、それぞれに意味もあります。始めは78枚のカードの正位置だけ覚えてみるのも良いと思います。イラストの持つイメージからリーディングしてみるのも良いかもしれません。カードの意味を解読していくことと、インスピレーションで読み取ることの両方がとても大切です。先入観を捨てることと、第六感も大切にしてみてください。
- 正位置と逆位置
カードがどちらを向いているのか。上を向いているのか、下を向いているのか。向きによって意味が全く変わってきます。正位置がでた!嬉しい!!!とは限らず、逆位置が悪いとも限りません。逆位置で出た場合の方が結果が良い場合もあります。他のカードと絡め合わせ自分なりのインスピレーションも織り交ぜリーディングしてみてください。
例えば好きな人の気持ちを知りたい時に、恋人のカード「LOVERS」が正位置で出たら嬉しい未来が待っていそうです。しかし、別れたい相手の気持ちをみた時に、同じように正位置で「LOVERS」が出たらあまり嬉しくない未来の予感になります。
質問の内容や占術により、イメージだけでリーディングする場合もあります。また、逆位置に重要なメッセージがある場合は、質問内容や周りのカードと合わせリーディングします。
- カードの効力
よく当たる占いのアイテムとして、タロットカードは有名な占い師にも使われています。はっきりした導きが得意なタロットは、近い未来を占うことが得意と言われています。質問内容や現状にもよりますが慣れるまでは3ヶ月~半年くらいの未来を占ってみましょう。個人が持っているエネルギーによって、日々状況も変わりますが、毎日同じような質問はカードに不信感を与えてしまいます。同じ質問は避けましょう。カードとの仲良し関係が崩れてしまいます。もし、違ったアドバイスが欲しい時は、質問の仕方を変えるとカードも答えてくれますよ。
タロットカード上達への近道
毎日カードに触れるましょう。信頼関係を作り仲良くなり、手に馴染ませる意味もあります。カードの意味を覚えることもできるので、一石三鳥くらいになります。慣れてくるとオリジナルの占い方法が作れるようになります。
毎日触っていてもピンとこない、しっくり馴染んだ感じがしない時はカードを変えてみるもの良いと思います。自分と相性の良いカードを見つけることも上達への近道になります。