【四柱推命占い 完全ガイド】相性の良いひと、それは恋愛・結婚はもちろんのこと仕事・ビジネス・事業においても非常に重要です。当然といえば、当然の事ですが。無意識でお付き合いするときは、なんだか上手くいかない、ストレスが多いと考えがちですが。実際には、相手のことが好きでも、愛していても実は四柱推命占いでは相性が悪い人と言うケースは多々あります。
それは、占いにおいての相性だけではありません。性格・体(SEX)・価値観などの相性でもそれは如実に現れます。今回は、四柱推命占いで相性の良い人を知ってもらうために全通変星において相性の良い通変星をご紹介致します。相性が最悪という通変星は、別の記事でまた改めてご紹介します。
それでは皆さん、四柱推命占いで自分にとって相性の良い人がどの通変星か?また気になるあの人、運命の人の通変星とは相性が良いか?婚約者、夫・旦那さんの通変星との相性をこの記事を読むことで理解できるようになりますので最後までお付き合いください。
四柱推命から相性のいい人を知る
一般的にイメージする相性のいい人といえば、気が合う人、自分と似ている人、いっしょにいて楽しくなる人というところでしょうか。では相性がいいかというとそれは少し違います。もちろん悪くはないのですが、似ているということはときにお互いがライバルになってしんどい思いをしたり、共に突っ走ってしまい結果としてまずいことになったりということもありますね。
相性がいい人との関係はしっくりはまる
相性がいいというのはお互いの足りない部分にぴったりとはまるような関係をいいます。たとえて言えば凸さんと凹さん。その人のよいところが自分の中の足りない部分をうめてくれる気がしたり、その人といると何かいいアイデアが浮かんだり、新しい見方に気づかされたりします。またその人からの助けによってよい結果になることもよくある。これがいい相性です。
自分から求めていきたくなる、相手から構いに来てくれるなどの関係性の違いはあれど、自分にとって心が安定し、生活が充足するためには必要な人です。
さて、まわりにそんな人はいますか。もしいたら、その人は四柱推命でみても相性がよい人なのかも。
相性がいい通変星は何?
ここでは、もって生まれた性質を表す通変星ごとのよい相性は何かについて見ていきましょう。
比肩と相性がいい通変星は?
「比肩」を輝かせる「食神」「傷官」
「遊星」グループの食神と傷官は、趣味や遊びにいつも興味が向いているので現実的に物事をこなしていきたい比肩にとって初めは腹が立つ相手かもしれません。しかしいつも楽しくご機嫌な生活を送っている食神、キラリと光る個性がまぶしい傷官に自分にないものをみつけ、好奇心もあって見守り、応援もしているうちに人生の豊かさを知るようになります。こうして比肩はさらに人間味を増していくのです。
「比肩」に自信を与えてくれる「偏印」と「印綬」
いつでもマイペースで流されることがなく、知識を深めようとして偏印は、比肩の強引なやり方をあまり気に留めずのまれてくれるところがあります。自分の興味は別にあるからか他人には寛容なところがあるからです。また印綬は広い知識を持ちながらも実行がともなわない少しふがいない自分をわかっているからこそ、バイタリティある比肩にひかれます。広い知識をもった印綬から自分の長所を認めてもらえることで、ますます自信がつきパワーアップできるでしょう。
劫財と相性がいい通変星は?
「劫財」を受けとめ、充電させてくれる「印授」「偏印」
プライドが高く、いつでも、またいつまでも知的好奇心にあふれた偏印や印綬は、劫財の真の実力者らしいふるまいを好ましく思い応援します。また気に入った人にはとことん心広く接するというもともとの性格から、いわゆるお気に入りの人である劫財を甘えさせてくれます。いつも人に頼りにされがちな劫財にとっては、緊張せず過ごせる相手なので長い付き合いになることが多いでしょう。
「劫財」が見守りたくなる要素がいっぱいの「食神」と「傷官」
小さい子供のように無邪気な食神と、思春期の少年少女のように神経質な一面を見せる傷官は、劫財にとって何かと気になって世話をやいてしまう相手です。ふんわりした様子ながらものごとがうまく回っていく様子や独特なセンスを発揮して注目されるさまを見ていると、その才能にひかれてしまうのです。見守り、応援したくなり、離れがたい存在です。
食神と相性がいい通変星は?
「食神」にとっての頼もしい存在「比肩」「劫財」
楽しいことが大好き、仕事以外の生活も大事にしている食神にとって、楽しい思いつきを躊躇なく行動に移してくれる比肩と劫財は、いっしょにいて楽しいパートナーです。現実的なお金の工面などを任せ、遊び関連は任せてといった分業がうまくでき、無理なく付き合っていけます。比肩や劫財にとっても、まじめでかたすぎる自分をゆるめリラックスさせてくれる食神は、生活に彩りを与える存在です。
「食神」のバランスを整える「正財」「偏財」
金銭面での押さえは十分。困ることがほとんどない正財と偏財は、人と人との関係も大切なものと考える「財星」グループです。共にお金を使い、心地よい人間関係の中で楽しいときを過ごせるので、食神も満足いっぱいの日々が過ごせます。お互いが楽しめるアイデアを提供し合えるバランスのよい関係です。
傷官と相性がいい通変星は?
「傷官」から世話を焼きにいくのは「正財」と「偏財」
観察眼の鋭い傷官は人間関係に疲れ、自分は実は不器用なのではないかと思うことがよくあります。コミュニケーション力のある正財と偏財は自然にひかれる相手であり、自分の得意な部分で何か応援してあげたい、喜ばせてあげたいと考えます。
逆に、人との付き合いを人脈作りと考え、損得ばかり考えがちな正財と偏財にとっては、自分とは違った見方や感じ方を表現してくれる傷官は、ストレスを軽くしてくれる人です。また新しいアイデアのもとになる刺激をもらえるという現実的な計算もあり、長く続く関係になります。
「傷官」を認め、人々の和の中に引き入れてくれる「比肩」と「劫財」
自我の強さが特徴として際立つ「自星」グループの比肩と劫財は、自分に自信があるからこそ小さな嫉妬やねたみなど感じることなく他の人の長所を認めることができます。傷官のセンスや能力に一目おいてくれるので、傷官のガラスのように壊れやすいプライドが満足でき、心地よく付き合える相手です。
また人々をまとめる力があるので、傷官が集団の中で孤立しないよう世話をやいてくれます。感性がえ鋭敏であるがゆえにときに人間関係に神経質になり自分をガードしてしまうこともある傷官にとっては、安心して自分のままでいられる心地よい関係です。
正財と相性がいい通変星は?
「正財」の硬さをやわらげる「食神」「傷官」
「遊星」グループの食神や傷官のときに子どもっぽい自由なふるまいは、いつもルールをきちんと守り、計画通りに事を進めようとする自分のかたさをやわらげてくれるように感じ、ひかれます。信頼の高さは誇らしいものではあっても、その分窮屈さを感じているので、そこを解放してくれる食神や傷官の力に実は助けられています。
「正財」が世話をやきたくなる「正官」「偏官」
優等生的に事を進めることを第一とする真面目一筋の「正財」にとって、曲がったことが嫌いで社会的にも信用の高い「正官」や人情的で世話好きな「偏官」は同じ目的で進むときには頼りになるパートナーとして協力し合い、ときに応援もしたくなる人です。また社会的地位を得ることを目標とするような上昇志向の高い「官星」グループの正官と偏官にとっても広く信頼されている正財は心強い味方となり、その応援を受けさらに上へあがれることもよくあります。
偏財と相性がいい通変星は?
「偏財」に刺激と新しい思いつきを与える「食神」「傷官」
子供のような天真爛漫なところをいつまでも失わない食神と、独特なセンスでまるで思春期の子どものような繊細さをもつ傷官は「遊星」グループです。いつもアンテナを高くしている偏財にとって生来の豊かな表現力は、いつまでも興味の尽きない相手です。また人と人との関係の中で生まれるアイデアにお金もじょうずに絡めることを偏見なく、また構えることなく受けとめてくれる純粋さに、安心して自分のままでいられる心地よさもあります。
「偏財」が憧れ、サポートを惜しまない「正官」「偏官」
多くの人に囲まれ、頭を常に賢くまわしているかのような偏財にとって、ルールや秩序を守ろうとする正財は、一貫性のある責任感の強い人として憧れるほどに尊敬できる相手です。また義理人情に厚く頼れる親分的な偏官は、同じく人と人の関係には人一倍興味がある偏財にとってまるでお手本のような存在に思えます。嫌がることなくサポート側にまわることができ、得意な細かい気配りをして地位や権威を大事とする「官星」グループにとっておおいに役立つ人になります。
「正官」と相性がいい通変精は?
「正官」を信用し、手足のように働いてくれる「正財」「偏財」
権威的な雰囲気を醸し出し、何事においても王道を行くかのような「正官」を尊敬し、一目置き、協力を惜しまない正財と偏財のもつ特徴は、豊かな人脈です。その人づきあいの広さや機転に何度も助けられているうちに、初めは警戒していた「正官」も感謝し、信用し、強固な関係を築いていくことになります。
「正官」がなぜか気になり放っておけない「印綬」「偏印」
まるで先生のように指導したがるところもある「正官」にとって、知恵の深さや博識なところをみせる「印星」グループは、何かと気になる相手です。とはいえ、いつもマイペースすぎる点は、社会の中での地位や責任を大事とする「正官」にはなんとも不可解なところですが、そこも含めておもしろい魅力と感じ始めると世話を焼かずにはいられません。だれにでも紳士的に接する「正官」はプライドを傷つけることなく助けてくれるので、すべてにおいて飽きっぽく、人間関係に関してもあっさりとしたところがある印綬や偏印も、正官とだけは継続的な付き合いになります。
「偏官」と相性がいい通変星は?
「偏官」にとって強力なパートナーたりえる「正財」「偏財」
広い人間関係をもち、付き合いが派手で華やかとみられがちな「正財」「偏財」ですが、経済観念は発達しており、その押さえどころのうまさに一目置く「偏官」にとって、頼もしい相手と映ります。親分肌ともいわれる「偏官」の片腕となるほどに強い結びつきになる最高の相性ともいえるでしょう。
「偏官」が気になる相手は「印綬」「偏印」
エネルギーと行動力にあふれた「偏官」は、自分のペースを崩さず、ゆるぎない自分の世界を持つ「印星」グループのその知的なふるまいに魅了されます。考えるよりもまず行動を信条とする「偏官」だからこそ行動するよりも思索を深まる印綬や偏印を気にせずにはいられないのです。
「印綬」と相性がいい通変星は?
「印綬」の感情性の豊かなふるまいに魅了される「正官」「偏官」
内から生まれる感性よりも、社会に生きる自分を意識しがちな正官と偏官にとって、感受性あふれる自由人的な印綬のふるまいは非常に魅力的です。夢中になってしまう、気になってしまう存在といってもいいすぎではないでしょう。やわらかい柔軟性でときに開拓精神も発揮する印綬は、現実的な見方とは違った視点で頼りにできるので、いつまでも離れない関係でいられるでしょう。
「印綬」がいつも注視せずにはいられない「比肩」「劫財」
隠しきれない自我の強さをもつ比肩と劫財は、人の内面までをくみ取ることができる印綬にとっては強気な自我の裏の顔が気になってしかたありません。と同時に、他の存在を意識しながら頑張る比肩や劫財のバイタリティに感心もしています。こういった気持ちで見守る印綬の言動は、比肩や劫財にとって、隠している部分まで理解し温かく包み込むかのようで気を張らないで済みます。心からくつろげ長く付き合っていける関係になります。
「偏印」と相性がいい通変星は?
「偏印」の自由奔放さにひかれる「正官」「偏官」
そのときのトレンドや空気を気にすることなく自ら生まれる好奇心だけを追求し、その対象を次々と変えていく飽きっぽさがある偏印。批判しつつもそこを都会的な軽さととらえ、妙にひかれ夢中になってしまうのが「正官」と「偏官」です。あれこれ小言を言ってきてもどこ吹く風とばかりに流しているのに、それでもあきらめず構ってくれるのは、自由奔放さを実はうらやましく思っている?
「偏印」の心の広さにほっと安心させられる「比肩」「劫財」
社会一般の見方にあまり左右されない偏印は、ときにアクが強すぎる比肩や劫財に対し多くの人がときに感じる辟易するといった思いを抱かずにいられます。こういったところが比肩や劫財には寛大に受け入れてくれる相手と感じられ、長く安心して付き合っていけるのです。ときに偏印に真実の姿を見抜かれどきどきするのもまた自分にとって必要なことと転換していけるかわいくて素直な自分を発見できる相手でもあります。
四柱推命占い 相性まとめ
四柱推命占いで相性がいい人というのは、似ているからというよりも違うからこそ助け合える、違うからこそ気になってしかたがないという相手かもしれません。だからこそ離れがたかったり、興味が尽きず、付き合いが長くなったりするのですね。
なんだか気になってしまう、気になられてしまう…よくつきつめて考えていくとそれが相性のよさだったということかも。